2年連続で新人王がサンアントニオから誕生しました。
2024-25シーズンの栄誉ある新人王に輝いたのは、ステフォン・キャッスルです。
この受賞に驚いた方は少ないかもしれません。
キャッスルは、ビクター・ウェンバンヤマ、ティム・ダンカン、デイビッド・ロビンソンに続き、スパーズ史上4人目の新人王となりました。
最終候補に残ったザカリ・リサシェ、ジェイレン・ウェルズを抑え、キャッスルは100票中92票の1位票を獲得して受賞しています。
全体4位指名のキャッスルは、2017年に36位指名で新人王となったマルコム・ブログドン以来、スコッティ・バーンズと並んで最も指名順位が低い新人王となりました。
今回のドラフトクラスはロールプレイヤーの層が厚い一方で、突出したタレントが少ないと見られており、新人王争いは誰にもチャンスがあると考えられていました。
シーズン序盤はややスロースタートだったキャッスルですが、第8戦目からスターターとして起用されると一気に勢いに乗り、その後は好調を維持しました。
起用法で大きく変わる数字、だが内容は文句なし
今季キャッスルは平均14.7得点、3.7リバウンド、4.1アシストを記録しました。
ただし、スターターとして出場したかベンチからの出場だったかで成績には大きな差がありました。
スターターとして出場した47試合では、1試合平均16.6得点、4リバウンド、4.9アシストを30分間で記録。
一方でベンチから出場した34試合では、22分の出場で平均12得点、3.1リバウンド、2.9アシストと数字は落ちました。
それでも、キャッスルの活躍は安定しており、1月と3月には月間最優秀ルーキーにも選ばれました。
終盤には全体1位指名のリサシェーが追い上げを見せましたが、キャッスルは最後までリードを保ち、栄冠を手にしました。
オールスター・ウィークエンドでも存在感を見せ、3日間すべてに出演。
ライジングスターズではチームを勝利に導きMVPを受賞。
ダンクコンテストではマック・マクラングに次ぐ2位となりました。
さらには、ライジングスターズ勝者が第4のチームとして出場したオールスター本戦にも参加しました。
シーズン通算では1,000得点、250リバウンド、250アシスト、70スティール以上を記録。
これは近年ではルカ・ドンチッチ、トレイ・ヤング、ケイド・カニングハムしか達成していない数字であり、その3人はいずれもオールスター経験者で、少なくとも1人は将来殿堂入りが確実と言われています。
スパーズはドラフト前からキャッスルを高く評価していたと報じられていましたが、今季の攻守両面の活躍、シーズン中の成長、そして想定以上のポテンシャルが、その評価が正しかったことを証明しました。
若手の核が揃い、さらにハリソン・バーンズやディアーロン・フォックスといったベテラン補強も進んだスパーズは、来季のプレーオフ争いに加わる準備が整いつつあります。
未来は明るく、そしてその中心にいるのがステフォン・キャッスルです。
ステフォン、本当におめでとう!
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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コメント
コメント一覧 (2件)
キャッスルがドラフトされた時の配信中にキャッスルが新人王取るってコメントした者です。実現して良かった!!
本当に獲得できてよかったですね!!!