サンアントニオ・スパーズは2025-26シーズン開幕を前に、初めてコートに立つ準備を進めています。ウェンビーとディアーロン・フォックスを中心に据えたこのチームは、早ければ今季にもコンテンダーへと名乗りを上げる可能性があります。
もちろんそれだけでもワクワクしますが、さらに注目すべきはスパーズが「若さ」と「選手層」を優先しながらチームを作り上げてきた点です。これは通常のコンテンダーが持たない特長です。
多くの優勝候補はベテラン中心に構成されますし、NBAでは長らくスター重視の文化があり「選手層の厚さ」は軽視されがちでした。しかしスパーズは両方を兼ね備えています。
ウェンビーはまだ21歳ながら、すでにNBAトップ5プレイヤーに食い込む可能性を秘めています。さらに昨季の新人王ステフォン・キャッスル、そして2025年ドラフト全体2位指名のディラン・ハーパーと、将来性抜群の若手トリオを揃えています。
スパーズを支える新戦力と充実のローテーション
スパーズはNBA屈指のガード陣に加え、フロントコートの厚みも大幅に増しました。ルーク・コーネットとケリー・オリニクを補強し、ビスマック・ビヨンボも再契約。
昨季開幕時の布陣から比べると、フォックス、ハーパー、キャッスル、チャンパニーというガードローテーションは飛躍的に向上しています。フォックスが全盛期のようなプレーを見せ、キャッスルが2年目の成長を遂げれば、スパーズは一気にコンテンダーに近づくでしょう。そこにハーパーがベンチからプラスの影響を与えられれば、飛躍は現実味を帯びます。
昨季、ウェンビーがベンチに下がるとセンター不足に苦しんだスパーズにとって、コーネットの加入は大きな意味があります。彼はリムプロテクション、リバウンド、フィニッシュ力に優れ、ウェンビーの不在時を支えるだけでなく、同時起用でも力を発揮できます。
さらに、ビヨンボが第3センターとして控えており、もしもの時の保険にもなります。
パワーフォワード陣も豪華で、ハリソン・バーンズ、ジェレミー・ソーハン、オリニクが揃います。バーンズのシュート力は先発に理想的で、ソーハンはブレイクのシーズンを迎える可能性大。オリニクはPFとCを行き来し、パスもできるシューターとして貴重な存在です。
総じて、スパーズが来季コンテンダーに近づけるかはウェンビーとフォックスのスター性にかかっています。
しかし、「若さ」と「層の厚さ」でNBAのトレンドを先取りしているスパーズは、大きな飛躍の準備が整っているといえるでしょう。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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