フリースロー獲得がカギ?ウェンビーとスパーズのオフェンス進化論。

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サンアントニオ・スパーズの「万能兵器」であるウェンビーは、コート上で文字通りなんでもできる存在です。まさにNBA史上最高のスイスアーミーナイフといえるでしょう。
しかし時にはシンプルに得点を狙うことが重要です。つまりフリースローをもっと獲得することです。これまでのキャリアでは十分にできていませんが、それが加わればスパーズのオフェンスはさらに大きく進化します。

2年目のウェンビーは大きな成長を遂げ、オールNBA級のシーズンを送りました。スタッツはまさにビデオゲームのような数字でしたが、それでもまだ武器箱に足りないものがあります。その一つが「簡単な得点」。すべてを難しくする必要はないのです。そこを学べばチーム全体のプレーがもっと楽になります。


「フリースローマーチャント」になる?

最近「フリースローマーチャント(笛頼み)」という言葉には否定的な意味合いが強まっています。ですが、そう呼ばれる選手はむしろそのスキルを磨き上げた結果でもあります。
例えばシェイ・ギルジャス=アレクサンダー。昨季はフリースローマーチャントと揶揄されながらも、最終的にMVPとチャンピオンシップを手にしました。

ルーキー時代、SGAは平均2.4本のフリースローしか得ていませんでしたが、2年目には5.1本に増加。今季は1試合あたり8.8本も獲得しました。ウェンビーもそのレベルを目指す必要があります。

ところが昨季のウェンビーはルーキー時代よりもフリースローが減っており、5.2本から4.1本へ下降してしまいました。これはフィールドゴール試投数と全く釣り合っていません。

事実、ウェンビーはリーグでシュート試投数が15位にもかかわらず、フリースロー試投数は54位でした。

比較すると、ディアーロン・フォックスはシュート14位でフリースロー29位、ルーキーのステフォン・キャッスルはシュート90位ながらフリースロー48位。SGAに至ってはシュート1位でフリースロー3位です。
数字を見れば一目瞭然でしょう。

NBAの試合はわずかな差で勝敗が決まります。だからこそ簡単な得点チャンスは必ずものにすべきです。スターであり、これだけ多くのシュートを放つ存在であるにもかかわらず、現状のウェンビーはまだ理想から遠い位置にいます。

昨季フリースロー試投数トップ10に入った選手のうち、チームがプレーオフに進めなかったのはわずか2人。これは偶然ではなく、改善可能な課題です。

引用元:AirAlamo

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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