勝利を積み重ねるたびに、サンアントニオ・スパーズがトレード期限で積極的に動く可能性は、ますます低くなっているように感じます。
現時点でスパーズはリーグ屈指の層の厚さを誇り、主力が複数離脱している状況でも勝ち星を重ね続けています。
全員がそろえば、すべてが噛み合った瞬間に“今季いきなり上位争いができるチーム”になり得るため、わざわざシーズン途中に大きな賭けに出る必要性は薄れつつあります。
数年前まで、スパーズはシーズン中のトレードをほとんど行わない慎重なチームでした。
しかし再建期に入ってからは、ブライアン・ライトGMが積極的に動き、複数の良質なトレードを成立させてきました。
そのおかげで今季は、無理にアクセルを踏み込む必要がなくなったとも言えます。
20試合を消化した時点で、スパーズはまだ一度もフルローテーションを稼働できていません。
それにもかかわらず、彼らはウエストで4位の好成績。
このままいけば、レギュラーシーズン終了時に上位シードを確保する可能性すらあります。
この状況を踏まえれば、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボや、ユタ・ジャズのラウリ・マルカネンといったスター獲得レースからは、いったん距離を置くべきです。
なぜなら、スター獲得には
- ヴァセル
- ケルドン
- ソーハン
といった主力3名を放出しなければならず、シーズン中にケミストリーを破壊するリスクがあまりにも大きいからです。
スパーズは今季のロスターをまず“シーズン通して評価する”べきタイミングに来ています。
いまのスパーズには「トレードで即解決させるべき欠点」が存在しない
もちろん、来夏にロスター調整が必要になる可能性はあります。
しかし、現時点ではその判断すらできません。
今のチームは、まだ一度も全員揃ってプレーしていないからです。
現ロスターが実はプレーオフまで進出できるポテンシャルを秘めている可能性もあります。
間もなくウェンビーが復帰する見込みで、ミッチ・ジョンソンHCはようやくフルローテーションを試す時間を確保できそうです。
すでに主力を欠きながら勝ち続けている今、即戦力を求めて大型トレードに踏み切る必要性が見当たりません。
結論として、スパーズは今季のトレード期限では大きな動きを控え、シーズン最後まで現ロスターの可能性を見極めるべき です。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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