サマーリーグ2025が開幕しました。
日本時間7月11日からラスベガスで試合を行います。
今回はジャズとの対戦です。
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試合結果
SPURS WIN‼‼
試合の振り返り
試合は立ち上がりから一進一退の展開となりましたが、後半に入ると次第に試合はヒートアップしていきます。
スパーズの若手たちは持ち味である堅いディフェンスとスムーズなボールムーブを軸に試合を組み立て、ユタの攻撃に粘り強く対応していきました。
第4Q終盤、試合は同点のまま最終局面を迎えます。
そして、残り時間がわずか1.9秒となったところで、ジャズのビッグマン、カイル・フィリポウスキーがスパーズのルーキー、カーター・ブライアントを頭上から豪快に叩きつけるようなポスタライズ・ダンクを成功。
しかしその後、スパーズはすぐにタイムアウトを取り、最後の攻撃にすべてを賭けます。チームとしては、同点弾でオーバータイムに持ち込んだドラフト2位指名のディラン・ハーパー、あるいは直前にダンクを決められたブライアントにリベンジのチャンスを与えることを狙っていました。
しかし、両者とも相手のディフェンスに阻まれ、フリーになることができませんでした。
そこでボールが渡ったのは、ドラフト外入団ながらツーウェイ契約を勝ち取ったライリー・ミニックスでした。モアヘッド州立大学出身の彼は、躊躇することなくベースライン側にターンし、ステップバック気味のフェイダウェイジャンパーを放ちます。
角度も厳しく、残り時間もギリギリというまさに“お祈りショット”でしたが、ボールは美しいアーチを描いてリングを通過。
ブザーと同時に決まったこのシュートが勝負を決定づけ、スパーズが劇的な勝利を手にしました。
今回の勝利に大きく貢献したのは、サマーリーグを通して絶好調のデビッド・ジョーンズ=ガルシアでした。
この試合でも攻守にわたり躍動し、28得点、6リバウンド、4アシストをマーク。3Pも11本中5本成功と高確率で沈め、圧倒的な存在感を見せつけました。
もはやツーウェイ契約では足りないレベルのパフォーマンスで、Gリーグ出身者としては異例の「サマーリーグを卒業している選手」と称されてもおかしくありません。NBA本契約を勝ち取る日は、そう遠くないでしょう。
ディラン・ハーパーもこの試合で16得点を記録し、持ち前の得点力を発揮しました。ただしターンオーバーが5つと課題も見え、まだ粗削りな部分は否めません。
それでも、前回の試合では出場時間が20分に制限されていたのに対し、今回は25分間プレーしており、着実にコンディションと信頼を高めている様子が伺えます。
クラッチタイムの同点レイアップは見事でした。
カーター・ブライアントはオフェンスで苦しみ、フィールドゴールは2本成功にとどまり、5得点と低調でしたが、ディフェンス面では高い集中力を保ち、2ブロックと堅実な仕事をこなしました。特に1on1でのディフェンスは安定しており、オフェンス面の復調が待たれるところです。
また、これまでやや影の薄かったハリソン・イングラムも、この日は意地を見せました。体を張ったリバウンド争いと丁寧なパス回しで存在感を放ち、15得点、14リバウンド、6アシストのダブルダブルを記録。スパーズのオフェンスを潤滑にする潤滑油的な役割を果たしました。
次戦、スパーズは無敗同士のシャーロット・ホーネッツと対戦します。この試合に勝利すれば、準決勝進出がほぼ確実となり、サマーリーグのチャンピオンシップを目指すことになります。
もちろん、サマーリーグに優勝トロフィーやバナーは存在しません。
しかし、ここで培った「勝つための習慣」と「競争に打ち勝つメンタリティー」は、レギュラーシーズンでの飛躍を大きく後押しするでしょう。
若手たちのハングリー精神と成長意欲が詰まったこのサマーリーグ。
スパーズファンとしては、彼らの進化の過程を見守るのが何よりの楽しみです。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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