NBAドラフトのロッタリー指名に期待が集まる中で、多くのチーム関係者は慎重なコメントを残すものです。時には意図的に期待値を下げるような発言をすることもあります。
しかし、スパーズのゼネラルマネージャーであるブライアン・ライトは、そうした典型的なアプローチを取っていません。
例えば、新たにスパーズのヘッドコーチに就任したミッチ・ジョンソンは、来月のロッタリーで獲得する2人の選手が即戦力になるかという問いに対し、こう答えました。
「タイムラインや過度な期待を設定するのは良くないと思う。
NBAに馴染むスピードは人それぞれだし、このリーグは決して甘くない。
2位で指名されるような選手には大きな可能性があり、将来的に重要な存在となるだろう」
一方で、同じ質問に対してライトGMは、やや違った切り口で答えました。
「そうなると思うよ。
もちろん、その選手が実際にコートに出て、自らの力でそれを証明し、すべてを勝ち取らなければならないけどね。
今回のドラフト上位には、非常に才能ある選手がそろっている。
だから彼らがチームにもたらしてくれるものに期待しているよ。
今回のドラフトは“層が厚い”という声もある。
まだやるべき調査はたくさんあるが、現段階でも良い候補が揃っている印象。
チームづくりの可能性は無限大で、そこに向けて進んでいくんだ」
2位&14位指名を得たスパーズの見通し
スパーズは今年のドラフトで全体2位と14位の指名権を保有しています。
14位指名は2022年にデジャンテ・マレーをアトランタ・ホークスへトレードした際に得たもので、ロッタリーの確率通りに着地しました。
一方2位指名については、スパーズがリーグで8番目に悪い成績だったにもかかわらず、ロッタリーで1位指名の最終候補にまで進出するという幸運に恵まれた結果です。
2位指名では、スパーズがディラン・ハーパーに強い関心を持っているとの報道があります。
ハーパーは元ラトガーズ大学のガードで、デューク大学のクーパー・フラッグに次ぐドラフト2番手と広く評価されています。
14位指名では、ウェンビーと並ぶフロントコートの補強が注目されており、「サイズのある選手を狙うのでは」という声もあります。
ハーパーの2位指名ほどには明確な方向性が見えにくいものの、スパーズにとっては戦略の幅が広がる状況です。
またロッタリー当日の夜には、スパーズがヤニス・アデトクンボに関心を示しているという噂も再燃しました。
2位指名を引き当てたことで、その憶測はさらに大きくなりましたが、ライトGMはあくまでも慎重な姿勢を貫いています。
「チームづくりとはそういうものだ。最高レベルの才能と人間性を持った選手を獲得したい。そしてこのドラフトには、そうした条件を満たす選手が揃っていると感じている。
本当にワクワクしている。ここから取り組んで、未来がどうなるのかを見ていきたい。」
ライトGMは前向きに語りました。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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