ブライアン・ライトGMが明かす2025年ドラフトの舞台裏と補強方針とは?

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025年NBAドラフト終了後、サンアントニオ・スパーズのゼネラルマネージャー、ブライアン・ライト氏が今回の指名結果や今後の展望について語りました。

2位でディラン・ハーパー、14位でカーター・ブライアントを獲得したスパーズ。ライトGMは「予想外の展開もありましたが、チームにとって非常に良い夜でした」と振り返ります。

― 良い夜になりましたか?
はい、とても良い夜でした。まだ2夜連続での開催には慣れていませんが、結果には大きな手応えを感じています。将来を担う若くて素晴らしい2人の選手を加えることができ、全体として非常に満足のいくドラフトになりました。

中でもブライアントが14位まで残っていたことについて、ライトGMは「嬉しい誤算」だったと語ります。

― 驚きがあったと言っていましたが、それはどの部分ですか?
2位ではなく、カーターが14位まで残っていたことですね。私たちは彼を非常に高く評価しており、上位での指名も視野に入れて動いていたほどでした。それだけに、あの順位で獲得できたのは嬉しいサプライズでした。

― カーターのどこに惹かれたのでしょうか?また、上位指名を検討した背景は?
彼はサイズがあり、4つのポジションを守れる守備力を備えたウィングです。スペーシングにも優れ、運動能力も高い。さらに知的で、私たちが重視する性格面の資質も備えています。彼の加入によってチームの可能性が一段と広がると感じています。

ハーパー指名は既定路線だった?

― ディランの指名はいつ頃から心を決めていましたか?
この1年間、彼を含む複数の選手を徹底的にスカウティングしてきました。高校時代から注目していた存在で、候補の中でも常に上位でした。ただし、2位指名が確定するまでは完全に固めていたわけではありません。それでも、彼の特性や人間性は把握しており、準備は整っていました。

― 2位指名を他チームが狙っているという憶測が多くありました。実際、心が動くようなオファーはありましたか?
この時期はあらゆる可能性を検討すべきなので、連絡は受けていました。ただ、比較的早い段階で私たちの狙いと、そこにいる選手の可能性が一致していると確信していました。

― カーターのために上位指名を考えていたとのことですが、結局その必要がないと分かったのはいつ?
13位の指名が終わったタイミングですね。実のところ、最後まで電話で動いていましたが、結果的に流れが味方してくれました。

― カーターやハーパーはサマーリーグなどに出場予定ですか?
はい、その予定です。チームに合流してコンディションを確認した上で、基本的にはサマーリーグに参加する見込みです。

ポジションの重複は問題ではない

― ディランとステフ(キャッスル)のポジションが被る、バックコートが混み合うという指摘もありますが?
今のバスケットボールでは、ポジションという概念自体の重要性が薄れつつあります。プレーオフでも196cmのウィングがセンターを務めることもありました。大事なのは、オフェンス面で複数のボールハンドラーやクリエイターを揃え、リムに圧力をかける構成にすること。それによって他の選手がより自由にプレーできるようになります。したがって、ポジションの重なりは大きな問題ではありません。

ドラフト戦略と今後の補強方針

― 控えビッグマンがチームのニーズだと言われていますが、FAで補強の見込みはありますか?
楽しい時期が始まります。ドラフト終了後すぐにFA期間が始まり、さらに2巡目の指名も控えています。まずはその動きを見て、流れに応じて補強を検討していきます。

― 今日、2巡目の指名権をトレードアウトしたようですが、その判断について教えてください。
その時点でのチームの将来像やドラフトボードの状況を踏まえて判断しました。早めの決断が必要なこともありますし、そこから柔軟に対応する準備もしています。

― FAで狙っているビッグマンはいますか?
それについては今は控えさせていただきます(笑)。⇒コーネット獲得。

― ドラフトでビッグマンを狙うという選択肢はありましたか?
私たちは常に「長期的なフィット」を重視しています。短期的な補強は他の手段でも可能ですが、ドラフトは将来の中核となる選手を見つける機会です。そのため、ニーズに応じてではなく、フィットする才能を優先して指名しました。

ハーパーの人間性と“バスケファミリー”の強み

― プロセスを通じてディランについて知ったこと、驚いたことは?
彼は地に足のついた選手で、バスケに対して純粋な情熱を持っています。話を重ねる中で、彼は自分の能力を自覚しながらも、チームの一員として貢献する姿勢を強く持っていることが伝わってきました。時間をかけて彼と接する中で、その信頼感は確かなものになりました。

― 彼のお父さんとは話しましたか?
はい、お話ししました。NBAの歴史に関する貴重な話も伺えました。私から話すというより、彼の話に耳を傾ける時間でしたね。

― ディラン、ステフのように、バスケットボールファミリー出身の選手たちの特徴についてどう見ていますか?
彼らは、厳しい現実や競争の中で成功するために必要な価値観を、家庭で自然に学んできた選手たちです。そのため、コーチが初めて教える必要がなく、私たちはそれをさらに育てるだけで済みます。ディランやステフはその良い例です。

チーム再建の手応えと今後の展望

― 全体的に見て、チームの再建は思い描いた通りに進んでいると感じますか?プレイオフ進出は見えていますか?
私たちは常に一歩一歩を大切にしています。目の前の課題にしっかりと取り組んでいけば、いつか気づいた時には目標の場所に到達しているはずです。焦らず、地に足をつけて進んでいきたいと思います。

― コーチングスタッフの補強について。ショーン(・スウィーニー)やコーリス(・ウィリアムソン)の起用について教えてください。
彼らの加入にはとても満足しています。この決定は、チームの課題を分析し、適切な補完ができる人材を探す過程で慎重に進められました。どちらもディフェンスに秀で、誠実で勤勉な人物です。スタッフも選手と同じように綿密なチェックを行っており、彼らはすでに次のステップに向けて動き出しています。

― ウェンビーがユーロバスケットに参加しないという報道については?
詳しいことはお話しできませんが、彼のリハビリは順調に進んでおり、今後に向けてポジティブな展望を持てています。


引用元:KENS5

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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