「このチームは無限大の可能性がある」フォックスが語るスパーズ再建への自信

2024年2月、サクラメント・キングスからスパーズにトレードで加入したディアーロン・フォックスは、若きチームに強い手応えを感じているようです。

そう語ったフォックスは、ビクター・ウェンバンヤマとのピック＆ロールがリーグ最強になれると自信をのぞかせ、さらにはデビン・ヴァセルやケルドン・ジョンソンらの持ち味をより引き出せると主張しています。

「このチームの可能性は無限大だと思う。

ケルドンは1シーズンで20点以上を平均したことがある。

相手のトップディフェンダーにマークされていたけど、俺たちが揃えばそれも難しくなる。

シーズンを戦って、夏に一緒に練習すれば、かなりいいチームになると思う」

オフシーズンに向けた決意と“特別なチーム”作り

フォックスはシーズン終了後の会見でも、チーム全体でのオフシーズンのワークアウトを重視していると強調しました。

「すでに何人かの選手と話してる。できるだけ一緒に集まってワークアウトしたい。1～2週間だけでも毎月集まるだけで意味があるし、それが未来につながっていく」

また、フォックスはキャンプ中に負った利き手の小指のケガの影響で、3月にシーズンを早期終了しました。

すでにウェンビーも離脱していたため、プレーオフを逃したチームは来季への完全回復を優先する判断を下しました。

来季は新戦力の加入も予想される中で、フォックスはリーダーとして新たな仲間を支える意志も示します。

サンアントニオの歴史にも惹かれて移籍を決断したフォックスは、こう語って締めくくりました。

「中心に据える選手がいると、フロントの仕事も少しはやりやすくなる。

特別なチームを作りたいと思ってる。

この組織は過去に勝ってきたし、勝つことが“当然の期待”になっている。

その期待に応えるだけでなく、超えていきたい」

引用元:CLUTCHPOINTS