カンファレンスファイナルに残るチームの共通点とは?スパーズの課題を徹底解説

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NBAのカンファレンスファイナルが開幕しました。
スパーズファンにとっては、学ぶべき絶好のチャンスです。

現在残っている4チームには、1つの共通点があります。
それは、長いウイングスパンを持つウイング選手と、粘り強いディフェンダーが揃っていることです。

スパーズがこのステージにたどり着くためには、同じようなタイプの選手を見つけ、育成していく必要があります。
そして幸運なことに、すでにその素質を持つ選手がロスターに存在しています。

鍵を握るジェレミー・ソーハンと今後の補強戦略

スパーズにはすでに、ディフェンスの要としてビクター・ウェンバンヤマがいます。
しかし、優勝を狙えるレベルのディフェンスを構築するには、それだけでは不十分です。

特に必要なのは、ウイングポジションでディフェンスができる選手です。
現在のロスターを見渡すと、ひときわ目立つ存在がいます。
それが22歳のジェレミー・ソーハンです。

ソーハンは、ミネソタのジェイデン・マクダニエルズやニューヨークのOG・アヌノビーのようなサイズ感とディフェンス力を兼ね備えており、オールNBA級のディフェンダーになれる素質を持っています。

こうした選手は、優勝を目指すチームにとって欠かせません。
ウェンバンヤマがペイント内で守る一方で、相手のエースガードやウイングを止めるには、彼を補完するパートナーが必要です。
ソーハンこそ、その役割を担える選手なのです。

ミッチ・ジョンソン新HCの下で、ソーハンがその潜在能力を最大限に引き出すことが期待されています。
そのためにはまず、フロント陣が彼のルーキー延長契約を結び、チームとして長期的に信頼する姿勢を示すことが重要です。

スパーズには、まだ磨かれていない原石が存在しています。
そろそろ、私たちファンもその価値を正しく評価すべき時かもしれません。

もしソーハンがダメなら…?

とはいえ、優勝を目指すには、こうしたタイプの選手が1人だけでは足りないこともあります。
ソーハンは理想的なスタート地点ですが、競争力を高めるには、同様のディフェンス力を持つウイングを複数揃える必要があります。

幸いにもスパーズは今年のドラフトで2位と14位の指名権を保有しており、選択肢は豊富です。
2位指名はおそらくディラン・ハーパーになる可能性が高いですが、14位でディフェンスに特化した選手を狙うのが理想です。

アリゾナ大の長身ウイング、カーター・ブライアントや、UConnの実戦経験豊富なフォワード、リアム・マクニーリー、ディフェンダーとして理想的なサイズを持つラシアー・フレーミングといった選手が候補として挙がります。
育成次第では、スパーズの鉄壁ディフェンスの要になるでしょう。

また、FA市場にも貢献できる選手は多数います。
メンフィスのサンティ・アルダマ、フィラデルフィアのゲルション・ヤブセレ、トロントのクリス・ブーシェといった選手は、いずれもウイングのポジションでハードに守れる選手たちです。

この“優勝できるチーム”の条件を見極めることは非常に重要です。
そして、来年の今頃にスパーズがこの時期に試合をしているためには、こうしたニーズを正確に満たしていくことが不可欠なのです。

今後、ジェレミー・ソーハンを外角ディフェンスの切り札として仕上げていくか、あるいはオフシーズンで適任者を獲得するか――
今回のカンファレンスファイナルが示したのは、「信頼できる外の守り手」が不可欠であるという事実です。


引用元:AirAlamo Oklahoma City Thunder v San Antonio Spurs | Ronald Cortes/GettyImages

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • ウィングスパンだけ見ると、フレミングの方が20センチも長いですね。
    Rasheer Fleming 7’5.25″
    Liam McNeeley  6’8.50″
    “長いウイングスパンを持つウイング選手と、粘り強いディフェンダー”という意味ではフレミングが最適かと。
    しかしオフェンス特に3Pとハンドリングという意味ではマクニーリーの方が良い。
    どちらも他チームも狙って然るべき選手なので、14位まで落ちてきた方を獲れば良いと思います。
    ドラフト楽しみ過ぎですね。

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