サンアントニオ・スパーズはトレード期限前にケビン・デュラントに関心を示していたチームの一つでした。
そしてこの夏、再びその話が浮上する可能性があります。
フロントオフィスは、ドラフト指名権と若手選手を組み合わせたパッケージを用意することで、サンズにデュラントを打診することもできるでしょう。
しかし、それは「お買い得」である場合に限るべきです。
スパーズにとってデュラントは“必須”の存在ではありません。
そして今の彼に対して過剰な対価を支払う理由もありません。
なぜなら、デュラントは開幕前に37歳を迎えます。
一方で、スパーズの未来は21歳のビクター・ウェンバンヤマにかかっています。
彼はすでにリーグ屈指の選手であり、その存在がスター選手たちを引き寄せています。
たとえば、デュラントがキャリアの締めくくりに、大学時代を過ごしたテキサス州で優勝を目指す姿も想像できます。
割安なら検討の価値アリ。焦るべきはスパーズではなくサンズ
ケビン・デュラントは歴代最高クラスの選手であることに間違いはありません。
しかしスパーズがトレードに慎重な姿勢を見せるのは当然のことです。
彼は全盛期のようなパフォーマンスではないものの、今なお健在の選手です。
とはいえ、怪我の歴史がつきまとうことはリスク要因であり、そのためサンズ側が望むような大型の見返りは期待できない状況です。
2位指名権がトレードに含まれることはまずないでしょう。
しかし、14位指名権であれば交渉の材料になり得ます。
思い出されるのは、スパーズがトレード期限前にディアーロン・フォックスを獲得した際、若手中核メンバーを一切放出しなかった事例です。
もしスパーズがステフォン・キャッスルやデヴィン・ヴァセルを手放さずにデュラントを獲得できるのであれば、フロントオフィスが前向きに検討する価値はあると言えます。
ただし、ジェレミー・ソーハンがトレードに含まれる可能性もあり、その場合は簡単に割り切れる話ではありません。
とはいえ、サンズを完全に“搾り取る”ようなトレードは現実的ではないでしょう。
プレッシャーを抱えているのはスパーズではなくサンズの方です。
財政面での柔軟性を確保するために、サンズはデュラントを放出する必要があります。
球団オーナーのマット・イシュビアはデヴィン・ブッカーを放出する意思がないため、デュラントが再建への足掛かりとなる唯一の選択肢なのです。
とはいえ、彼らが2023年にネッツからデュラントを獲得した際に支払った対価と同等のリターンを望むなら、それはあまりに非現実的と言えるでしょう。
それでも、サンズがそのような幻想を抱いている可能性も否定できません。
報道によれば、サンズはドラフト前のトレードを望んでいるとのこと。
ドラフトまでは残り2週間を切りました。
果たして、そのときスパーズのユニフォームを着ているのはデュラントなのでしょうか?
再びブライアン・ライトGMの“魔法”が炸裂するのか、注目が集まります。
引用元:Air Alamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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