サンアントニオ・スパーズは昨シーズン、34勝48敗でウエスタン・カンファレンス13位に終わり、6年連続でプレイオフ進出を逃しました。
34勝は2019年以来の最多タイであり、成長の兆しを見せながらもウェンビーの離脱もあってシーズン後半は厳しい戦いとなりました。
ただし今季は、ディアーロン・フォックスとウェンビーというフランチャイズの柱が揃って復帰。
すでにウェンビーのディフェンス力とフォックスの爆発的なオフェンス力は証明済みで、真の「ワンツーパンチ」として機能すれば、チームを大きく押し上げることが期待されます。
先発メンバーの安全圏と競争ポジション
予想されるデプスチャートは以下の通りです。
- PG:ディアーロン・フォックス – ディラン・ハーパー
- SG:ステフォン・キャッスル – ジュリアン・シャンペニー
- SF:ヴァセル – ケルドン・ジョンソン
- PF:ハリソン・バーンズ – ジェレミー・ソーハン
- C:ウェンビー – ルーク・コーネット
まずフォックスとウェンビーは不動の先発です。
フォックスは西のトップPGの一人として安定した実績を誇り、ウェンビーは世代を代表する存在へと成長中。二人のコンビは今季のスパーズの最大の強みとなります。
ヴァセルも安定した活躍を続けており、先発は堅いでしょう。
ケルドンが控えとして脅かす可能性はありますが、昨季の平均16.3得点のヴァセルに対しケルドンは12.7得点。成功率ではケルドンが48.2%と勝っていますが、ヴァセルはオフェンスの中で自ら打開できる力があり、信頼感では上回ります。
キャッスルもルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した実績があり、開幕からスタメンが予想されます。
ハーパーは全体2位指名という逸材ですが、親指の手術の影響もあり、序盤は控えスタートが濃厚です。
最大の注目はPF争い ― バーンズ vs. ソーハン
注目の争いはパワーフォワードです。
バーンズは長年リーグで安定した成績を残すベテランで、ロッカールームの声としても貴重な存在。対するソーハンは多才なユーティリティプレーヤーで、過去にはPGも務めました。
昨季の数字を見ると、バーンズが平均12.3得点・3.8リバウンドに対し、ソーハンは11.4得点・6.5リバウンド。
リバウンド力とパス能力ではソーハンが優勢ですが、波のあるプレーが課題です。コーチ陣としては、ソーハンの才能を次のレベルに引き上げたいと考えているはずです。
開幕当初はバーンズが先発を務める可能性が高いものの、シーズンが進むにつれてソーハンの出場時間が増える展開は十分に考えられます。
ブックメーカーはスパーズの今季勝利数ラインを**45勝(-108)**と予想しており、プレイオフ復帰を現実的に狙えるシーズンとなるでしょう。
健康と安定感を維持できれば、この若いチームの可能性はまさに無限大です。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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