スパーズファンにとって、これほど待ち望んだ時間はありません。
ついに毎年恒例となったプレシーズン前の「シルバーvsブラック・スクリメージ」が開催されました。
このイベントは、トレーニングキャンプのロスターをファンに紹介するだけでなく、スパーズの練習風景を少しだけ垣間見せる“コミュニティの傑作”ともいえる企画です。
シーズン開幕前の士気を高める場としてもすっかり定着しました。
💪ウェンビーの圧巻パフォーマンスと新加入選手の光
今年のスクリメージは、ここ数年で最も白熱した内容となりました。
両チームとも本気モードで、試合後にはケルドン主催のカラオケ大会まで開催されるなど、終始ファンとチームが一体となった雰囲気に包まれました。
出場チームは以下の通りです。
チーム・ブラック:イングラム、ミニックス、フラグラー、ポッター、ウォーターズIII、オリニク、カーター・ブライアント、ディラン・ハーパー、バーンズ、フォックス、ウェンビー
チーム・シルバー:ジョーンズ・ガルシア、ウムデ、ビヨンボ、マクラフリン、コーネット、シャンパニー、ソーハン、ケルドン、キャッスル、ヴァセル
なお、フォックス、ハーパー、ソーハン、マクラフリン、オリニク、ヴァセルは出場を見送りました。
ウェンビーは今オフ、約10kg増量したと報じられており、その成果をまざまざと見せつけました。
ドリブルはよりコンパクトに、ポストプレーもキレを増し、身体の厚みが増したことでパワーも格段にアップ。
とくに印象的だったのは、リバウンドから自らボールを運び、ペイントに突っ込み、ルーク・コーネットを弾き飛ばしての豪快ダンク。
昨季のウェンビーはシュートの約55%をミドル~ロングレンジから放っていましたが、今季はペイントエリアでの得点を増やす意図が見えました。
今のフィジカルならインサイドでより多くのシュートを狙うべきでしょう。
ミッチ・ジョンソンHCも、ポストアップやロールプレー、クローズアウトからのドライブ、さらにはピック&ロールのボールハンドラーとしても使う構想を練っているようです。
🧱新加入ルーク・コーネットが見せた“スパーズらしさ”
コーネットは今オフ、ボストン・セルティックスからFAで加入した新戦力です。
彼は派手さはないものの、常に正しい位置に立ち、スクリーンの質、ポジショニング、リバウンドへの反応など、いかにも“スパーズ的”な貢献を見せました。
今夜の試合でも、彼のセットしたスクリーンがオフェンスをスムーズに流し、複数回のオフェンスリバウンドでセカンドチャンスを作り出しました。
昨季、スパーズの弱点だった“セカンドチャンスポイント”を改善できる存在として、今後のシーズンで大きな役割を果たすはずです。
プレシーズン初戦は、中国CBAの広州ロングライオンズ戦から始まります。
ファンが見たウェンビーの成長、チームの新しい化学反応。
これが2025-26シーズンのスパーズのスタートラインです。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
YouTubeでもスパーズ情報を発信中!
チャンネル登録・応援いつもありがとうございます!
ご支援いただけると励みになります!
NBAブログランキングに参加中!

NBAランキング
ブログ村にも参加しています🏀
良ければクリックで応援お願いします!

にほんブログ村
コメント