6月のNBAドラフトで、サンアントニオ・スパーズは2つのロッタリーピックを手に入れました。
自チームの指名権で全体2位、そしてアトランタ・ホークスから譲り受けた1巡目指名権で全体14位。チームにとってはまさに未来を変えるチャンスでした。
注目が集まったのはもちろん2位指名のディラン・ハーパーでしたが、14位で指名されたアリゾナ大出身のフォワード、カーター・ブライアントにも大きな関心が寄せられています。19歳のブライアントはドラフト終盤に評価を急上昇させ、“14位の掘り出し物”と呼ばれる存在になりました。
初年度の出場機会は限られるかもしれませんが、そのポテンシャルは計り知れません。特にディフェンス面での才能は抜群で、将来的にはリーグ屈指の守備職人になると期待されています。
そんな中、ESPNアナリストのティム・レグラー氏は自身のポッドキャストで、
「カーター・ブライアントは5年以内に最優秀守備選手(DPOY)を受賞するだろう」
と大胆に予想しました。
彼はブライアントの持つエリートレベルの運動能力と高いモーター(スタミナ・集中力)を理由に挙げています。
一見大げさにも思える予想ですが、実際にはそう無茶な話でもありません。
「ウェンビーの横にもう一人の怪物」カーター・ブライアントのディフェンス能力とは
レグラー氏の言葉どおり、ブライアントはNBAでもトップクラスの守備的資質を備えています。
まず目を引くのはそのフィジカル。身長201cm、体重約98kgという理想的なサイズを持ち、どのポジションでもマッチアップ可能。
パワーとバランスに優れ、相手にポストで押し込まれることもありません。
実際のプレーでも、ボールハンドラーにぴったり張り付き、フルコートでのプレッシャー、スティール、ボールディフレクションなど、多彩な守備スキルを見せています。
エネルギッシュでアグレッシブなディフェンススタイルは、試合の流れを一変させるほどのインパクトを持っています。
オフェンス面でも、ディフェンスからチャンスを生み出す力はすでに証明済みです。コートを縦横無尽に駆け回り、まるで“暴れ馬”のように試合を動かすその姿は、観る者を魅了します。
プレースタイルはOG・アヌノビーやアメン・トンプソンを彷彿とさせ、将来的にはリーグを代表するウイングディフェンダーになれるポテンシャルを秘めています。
唯一の障害はチームメイトのウェンビーかもしれません。
彼が同じく最優秀守備選手の本命であるためです。
しかし数年後、カーター・ブライアントがそのランキング上位に名を連ねていても、もう誰も驚かないでしょう。
スパーズの未来は、ウェンビーとハーパーだけでなく、この19歳のDFモンスターにも託されています。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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