今日はホームでグリズリーズとの対戦です。
レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。
試合結果
SPURS WIN‼‼
試合内容
立ち上がりはスパーズのディフェンスが一歩後手を踏み、開始89秒で0-8のランを許す苦しい展開になりました。
ジョンソンHCは即タイムアウトを要求。ここからスパーズは見違えるようにディフェンスが締まりました。
オフェンスはFG30%と低調でしたが、ペイントを崩されない徹底したペイントディフェンスでインサイドを1本に抑えることに成功しました。
ベンチ陣が計15得点と奮起し、オリニクが2スティールから流れをつくるなど、劣勢を最小限に食い止めて1Qを終了。
2Qではエディーがベンチに下がるタイミングで一気にオフェンスが活性化しました。
ケルドンとバーンズがペイントエリア、アウトサイドから得点を重ねます。
このQだけで4度のリードチェンジが生まれる接戦となりましたが、前半終了時は49-47とスパーズが2点リードで折り返しました。
後半は一転して点の取り合いとなり、スパーズもグリズリーズもオフェンスのギアを一段上げました。
ではカワードとJJJが存在感を発揮しましたが、フォックスが随所でスコアとゲームコントロールを発揮し、危険な流れにさせませんでした。6度の同点と12回のリードチェンジの接戦となります。
4Qは1点ビハインドでスタート。序盤は両チームとも得点が止まり、重い展開が続きました。
そんな中でジョンソンHCは思い切ってフォックスを短時間休ませる決断をします。
この間にスパーズは粘り強いオフェンスと守備で逆転に成功し、勝負どころでフォックスを再投入。
しかしこの日のヒーローはバーンズでした。
クラッチタイムにタフなスコアリングを連発し、終盤のオフェンスを一手に担う形で試合を決定づけました。
試合の印象
ウェンビーとキャッスルという主軸2人を欠く中での勝利は、今季のスパーズにとって非常に大きな意味を持つものです。
速いペースの相手を自分たちの土俵に引き込み、ロースコアの展開に持ち込んで勝ち切れたのはチームの成熟を強く感じさせました。
苦しい時間帯もありましたが、見事に勝ち切ることができました。
両チームともに3Qにシュートタッチが良くなりましたが、スパーズの高いディフェンス強度を発揮したことが勝敗を分けました。複数の選手がスティールを記録するなど、メンフィスのハーフコートオフェンスを100ポゼッションあたり74.7点に抑え込みました。
これはCleaning the Glassのデータによると、リーグでもトップクラスの数字です。
今季の課題(ターンオーバー率16.5%でリーグ29位)でしたが、この試合では前半わずか4回、後半も5回とミスを最小限に抑えました。
グリズリーズのような速い展開のチーム相手に、自滅しなかったことが大きいです。
一方、リバウンド面ではウェンビー不在の影響が顕著で、21本のオフェンスリバウンドを許し、22点のセカンドチャンスにつながってしまいました。
この部分はロスター状況もあり今後の課題となります。
ちなみにグリズリーズにホーム戦で勝利したのは2019年以来です。
主力不在もチームでカバー
フォックスはエースとしてチームを牽引しました。
前半はドライブからのキックアウトなど良い場面もありましたが、3Qに入ってから「マックス契約選手」にふさわしいパフォーマンスを披露しました。
リングへの圧力を強め、3ポイントを複数沈め、相手に主導権を渡しませんでした。
バーンズも前の試合に引き続き、まさに「救世主」でした。クラッチタイムにフォックスが戻ってくるまでの間、そして勝負どころでペイントエリア、ミドル、ロングレンジとエリアを問わず得点を重ね、試合を決定づける活躍を見せました。年齢を感じさせない落ち着きと判断力で、主力不在のチームを勝利へ導きました。
ケルドンは序盤の苦しい展開でも果敢にリングへアタックし、エディーが下がったタイミングではオフェンスの中心として得点を量産しました。
ショートからロングまで幅広く決め切り、チームを鼓舞する仕事をしてくれました。
主力不在の試合で「任せろ」という気迫が際立ちました。
主力の欠場という逆境の中でもチームとして戦い抜き、勝ち切る力がついてきたのは大きな成長です。
ウェンビー不在でも崩れず、自分たちのペースへ引き込み、勝利をつかんだスパーズ。
この経験は必ず今後の試合に生きてくるはずです。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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