2026-27 RS GAME 5 @UTA 〜心肺機能強化トレーニング?〜

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今日はアウェーでジャズとの対戦です。BtoBの連戦です。

レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。

目次

試合結果

SPURS WIN‼‼

試合内容

前半:後手に回ったペリメーターの対応

スパーズは立ち上がり、ジャズのガード陣に外からリズムを作られました。キオンテ・ジョージへの対応では、ボールを持つ選手へのプレッシャーも、味方を助けに出た後の戻りも遅れ、1Qを22-32で終えます。

ジャズはウェンバンヤマが待つペイントへ無理に入り続けず、外のシュートも使ってディフェンスを広げました。スパーズは相手のOFに先回りできず、ウェンバンヤマの高さを生かす場面を十分に作れません。

2Qに入ると、スパーズはウェンバンヤマへの速い展開やピック&ロールを増やして差を詰めます。それでも前半は51-55。10点差を縮めたことは収穫ですが、序盤に相手へ主導権を渡した分、追いかける時間が長くなりました。

後半:ウェンバンヤマを「ゴール下で待つ選手」に限定しないOF

3Qはスパーズが8-2のランで入り、一度逆転します。特に効果的だったのは、ウェンバンヤマ自身がボールを持ってプレーを始める形です。ジャズがペイントを固めても、彼が外で判断を担えば、味方のカットやゴールへの動きが生まれます。

この使い方なら、ウェンバンヤマへのパスを止められた時点でOFが止まる状況を減らせます。得点だけでなく、ジャズのディフェンスを動かす起点にもなりました。

ただし、スパーズが流れをつかみかけるたびにジャズも応戦します。3Q終了時は85-85。後半に入っても、相手を突き放せるほど安定した試合運びにはなりませんでした。

4Q:リードを守り切れず、延長へ

4Qはウェンバンヤマが休んだ時間帯に、スパーズのOFが苦しくなりました。ジャズのペイントを揺さぶる力が弱まり、リードは短い時間で消えます。

終盤を支えたのはヴァセルでした。ウェンバンヤマからのパスを受けてジャンパーとレイアップを決め、スパーズは残り2分27秒で105-100とします。しかしジャズに追いつかれ、最後のOFでも勝ち越せず、105-105で延長に入りました。

延長:失点後の反応が勝利を決めた

延長残り3分15秒、スパーズはセンソボーの3Pで105-108とリードを奪われます。ここからの反応が、この試合で最も頼もしい場面でした。

ヴァセルの得点で差を詰め、ハーパーのフリースローで逆転。さらにヴァセルのダンク、ウェンバンヤマの連続得点、フォックスのスティールからのダンクで、12点を連取しました。相手に流れが傾いても、慌てたシュートに頼らず得点を重ねられたことが、勝利につながりました。

試合の印象

この試合の収穫は、苦しい内容でも勝ち切ったことです。スパーズはペイント内の得点で54-34と上回り、相手の19ターンオーバーも勝利に結びつけました。延長で見せた集中力は、チームの強みとして評価したいです。

同時に、前半のペリメーターディフェンスと、ウェンバンヤマ不在時のOFは見過ごせません。

3連勝はうれしい結果です。ただ、この試合で強く残ったのは「延長でも勝てた」という安心感より、ウェンバンヤマがいない時間をどう乗り切るかという課題でした。

4Q残り約9分、スパーズは6点リードでウェンバンヤマを休ませます。休息は必要でしたが、リードは約1分で消えました。彼が下がると、ジャズはペイントへの警戒を緩められます。スパーズ側はゴール下へ迫る手段が減り、OFの難度が一気に上がりました。

個人の得点力だけでなく、コートにいることで相手のディフェンスを動かす力まで失っていたように見えます。ジャズに外からペースを作られ、終盤にも一度リードを失いました。3連勝という結果に満足するより、この試合で相手に突かれた部分を次へつなげてほしいです。

ディフェンスでは、ジョージに序盤から気持ちよくプレーさせたことが反省点です。最初の一歩を止め切れず、味方が助けに出た後の外への戻りも遅れました。ジャズがマルカネンとジャレン・ジャクソンJr.を欠いていたことを考えると、相手の限られた得点源に31点を許した事実は重く受け止めたいです。

それでも、延長で105-108とされた後の12連続得点には、このチームの魅力が詰まっていました。ヴァセルが難しい局面で得点し、ウェンバンヤマがゴール下で決め、最後はフォックスがディフェンスから試合を締めます。全員が一人で打開しようとせず、それぞれの強みをつないで勝ち切れたことは大きな収穫です。

次に求めたいのは、その連係を追い込まれてからだけでなく、試合の早い段階から出すことです。

前日のキングス戦に続く試合で疲労もあったはずですが、序盤の10点差と4Qの失速を繰り返せば、毎回延長で取り返せるとは限りません。

特に印象に残った選手

ビクター・ウェンバンヤマ

36得点、14リバウンド、5アシストという数字以上に、スパーズのOF全体を支えていました。ジャズは彼に簡単にゴール下で持たせないようペイントを固めましたが、スパーズは速い展開やピック&ロールでダンクにつなげます。さらにウェンバンヤマ自身が外でボールを持つ形では、味方のカットも生きました。

この使い方ができれば、ポストでの受け渡しを止められてもOFを続けられます。4Q終盤にはヴァセルの得点をパスで演出し、延長では自ら連続得点。相手の対応を見て、得点する役割と味方を生かす役割を行き来できた点を評価したいです。

一方で、彼が約39分プレーし、ベンチに下がった途端にリードを失ったことも忘れられません。ウェンバンヤマの働きを称えるほど、チームとして彼を休ませる方法を整える必要性もはっきりします。

デビン・ヴァセル

21得点を挙げましたが、この試合で印象的だったのは得点のタイミングです。3Pは1/7と苦しみながらも、4Q終盤にはミドルレンジとゴールへのカットで得点しました。外のシュートが入らない日に、得意な距離やウェンバンヤマとの連係で答えを見つけたことに価値があります。

105-100とした終盤の2本は、どちらもウェンバンヤマのアシストから生まれました。延長で再びリードを奪われた後も、最初に得点してチームを落ち着かせています。3スティールも含め、苦しい時間帯にプレーの質を上げた一戦でした。

今後は、この勝負強さを終盤だけでなく、ウェンバンヤマが休む時間帯のOFにもつなげてほしいです。自分で打つ場面と、周囲を動かす場面を使い分けられれば、控えを交えた時間も安定するはずです。

ディアロン・フォックス

14得点と、得点だけを見れば目立つ試合ではありませんでした。レギュレーション最後のOFも整わず、遠い位置からの3Pで延長へ。フォックスを中心にした終盤の組み立てには、まだ改善の余地があります。

それでも延長では、ウェンバンヤマのジャンパーをアシストし、残り1分を切ってからスティールとダンクでリードを広げました。試合を決めたのは得点力だけではなく、相手の次のOFを断つディフェンスでした。

フォックスには、最後に自分で決める力と、味方に任せられる判断の両方があります。この日は延長で後者も生きました。ウェンバンヤマを休ませる時間帯にも、その判断力でチームのOFを整える役割を期待したいです。

勝利を喜びつつ、次戦では立ち上がりのディフェンスと、主力を休ませる時間のOFに注目したいです。

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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