まだ諦めるな!デビン・ヴァセル復活への希望とは?

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サンアントニオ・スパーズのコミュニティの中では、24歳のガード、デビン・ヴァセルにすでに見切りをつけている声が多く聞かれます。

モックトレードでは彼の名前が当たり前のように使われ、「彼を放出して何を得られるか」という議論が繰り返されています。
まるで、彼のキャリアに墓標を立てるかのようです。

でも、それはまだ早いと声を大にして言いたいです。


不調の背景と、それでも期待すべき理由

まず現実を見ましょう。ヴァセルはたしかに厳しいシーズンを送りました。

2024-25シーズンの成績は、平均16.3得点、4.0リバウンド、2.9アシスト。
フィールドゴール成功率は44.3%、3ポイント成功率は36.8%と、どのスタッツも前年を下回りました。

オフェンス面でも、出場時間や役割は縮小傾向にありました。
昨季の新人王ステフォン・キャッスルの台頭に加え、今季のドラフトでは全体2位指名が濃厚なディラン・ハーパーが加入する見込みです。
こうなると、ヴァセルのスターターとしての立場はますます危うくなるでしょう。

加えて、ケガも大きな不安材料です。
ヴァセルは過去3シーズンすべてで70試合未満の出場にとどまっており、なかには44試合を欠場したシーズンもあります。
フランチャイズの未来を託すには、あまりにも欠場が多いのです。

かつては「スパーズ再建の核」とまで期待されていた選手ですが、ファンの記憶からその輝きは急速に消えつつあります。

しかし、それでも彼はまだ終わっていないと信じています。


ケガ明けの本領発揮と“逆襲”の可能性

忘れてはいけないのは、ヴァセルが昨年のオフシーズンをまるごと棒に振っていたという事実です。

足の手術からのリハビリが長引き、トレーニングキャンプを通じて準備ができず、開幕も欠場してスタートしました。
十分な準備期間なしに、いきなりハードなシーズンを戦えというのは無理な話です。

選手には、オフシーズンのトレーニングと調整期間が必要です。
ヴァセルはそれを持てなかっただけ。
だからこそ、今年の成績が期待を下回っても仕方ない部分もあります。

さらに言えば、数字ほど悪いシーズンでもありませんでした。
3P成功率は36.8%と安定しており、得点減はシュート試投数の減少によるものでしょう。

来季、ヴァセルはついにフルのオフシーズンを迎えます。
健康な状態で、技術と体の両面をしっかり鍛え直し、試合勘を取り戻すことができるはずです。

競争が激化することで、ヴァセルには新たな火がつくでしょう。
キャッスルやハーパーがスターターとして台頭する中でも、彼はただ静かに身を引くような選手ではありません。

たとえベンチからの出場になっても、6マン賞を狙えるようなインパクトを残せる選手です。
ディフェンス力にも定評があり、平均20得点を取れるだけのツールはすでに備わっています。

まだ24歳。NBAで地位を築く過程で、壁にぶつかるのは当然です。
たった1年不調だっただけで、「もう終わった」と決めつけるのはあまりにも早すぎます。

周囲の“ヴァセル売却論”に乗っかる必要はありません。
彼の時間は、これからやってきます。

今、健康な体で長いオフシーズンに突入したヴァセルは、来季に向けて着実に準備を進めています。
2025-26シーズン、彼はきっと再びNBAの舞台で輝きを放つはずです。

どうか、今のうちに「ヴァセル株」を買っておいてください。
彼はまだ、やれる選手です。

引用元:Air Alamo

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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