オフシーズンに補強が進み、ロスターの競争力が一段と高まったスパーズ。
その一方で、過去の再建期を支えてきた選手たちの立場は変化しています。
ケルドン・ジョンソンとデヴィン・ヴァセルは、いずれも今後のチーム構想において重要な岐路に立たされています。
特にヴァセルは、2024-25シーズンでのパフォーマンスが低調でありながら、今後数年間で108Mの契約が残っているため、今季の出来によっては契約が重荷と見なされる可能性もあります。
オフェンスの再構築が求められる
ヴァセルの課題の一つはショットセレクションにあります。
難度の高いシュートを成功させる能力がある一方で、オープンショットの成功率が安定せず、全体として効率が低下しています。
現在のチームにおいて、彼はオフェンスの第4〜5オプションと想定されており、求められるのは高効率なスコアリングです。
スター選手のように高難度のショットを主体としたプレーは、現時点の役割には合致しません。
それでも、過去の実績から見れば十分なポテンシャルを備えています。
2023-24シーズンにはキャリアハイとなる平均19.5得点を記録し、2P成功率54.4%、3Pは6.6本中37.2%の成功率を残しています。
今季は試投数が減少すると予想されますが、より効率的なプレーを維持できれば、オフェンス面での貢献は継続可能です。
目標とすべき基準は「3P 7.0本中38%成功」「2P 50%以上」。
これは2022-23シーズンにはすでにクリアしており、再現性のある数値です。
来季の予想スタメンでは、ヴァセルとハリソン・バーンズが数少ない高精度のシューターです。
ウェンバンヤマを中心としたオフェンスにおいて、彼の外角シュート力は不可欠であり、相手のヘルプディフェンスを牽制する要素として機能することが期待されています。
効率と役割の最適化が鍵
スパーズは勝利を目指すフェーズに入り、プレースタイルの最適化が各選手に求められています。
ヴァセルも昨季と同様のプレーではなく、より効率重視のスタイルへのシフトが必要です。
低ボリュームかつ高効率なスコアラーとして機能できれば、チームの重要なピースとして活躍の場を広げられるでしょう。
その適応が実現すれば、スパーズが抱えるローテーション上の懸念も一つ解消に向かうことになります。
引用元:Air Alamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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