サンアントニオ・スパーズの「ビジョン」が、ついに現実になりつつあります。
長い再建期を経て、プレイオフから遠ざかっていた数年間。
しかし、ドラフト指名権を積み上げ、若手を育て続けてきた成果が今、花開こうとしています。
今季スパーズは開幕から5連勝。
ウェスタン・カンファレンスの上位に立ち、リーグでも最も勢いのあるチームの一つとなっています。
その中心にいるのはもちろん、ビクター・ウェンバンヤマです。
21歳ながらMVP候補に名を連ね、
平均30.2P, 14.6R, 4.8Bという圧倒的なスタッツを記録しています。
ルーキーのハーパーが新たな武器に。ウェンビーとのコンビがチームを加速
ウェンビーがスーパースターとして存在感を放つ一方で、その周囲の若手たちも急成長を見せています。
なかでも注目は、ルーキーのディラン・ハーパーです。
まだ19歳のポイントガードながら、彼はすでにウェンビーの完璧な相棒として存在感を示しています。
最近のマイアミ・ヒート戦では、13P, 2R, 4Aを記録。
FG5/10、3P2/5と効率的なオフェンスを展開し、勝利に大きく貢献しました。
シーズン平均では14.4P, 4.6R, 4.6A。
まだオールスター級の数字ではありませんが、
ルーキーとして十分すぎるほどのインパクトを残しています。
彼の持ち味は、冷静な判断力と試合の流れを読む感覚です。
出場時間は平均25.8分と控えめながら、
チームのオフェンスを円滑に回し、ウイングからの得点やディフェンスでも安定感を見せています。
データサイト「databallr」によると、
ハーパー出場時のスパーズはオフェンスレーティング127.2、ネットレーティング+20.1。
彼がいない時間帯は108と+3.5に落ち込むため、
その影響力の大きさがはっきりと数字に現れています。
現在、右ハムストリングを痛めているディアーロン・フォックスが復帰すれば、
チームのオフェンスはさらに安定する見込みです。
しかしハーパーはすでにローテーションに欠かせない存在となっており、
フォックスが戻っても大きな役割を担い続けるでしょう。
このまま成長を続ければ、
スパーズが2019年以来となるプレイオフ復帰を果たす日も、そう遠くないかもしれません。
引用元:SI.com
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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