ディラン・ハーパーが左親指靭帯部分断裂で離脱へ。

新シーズンを前に、サンアントニオ・スパーズに最初のケガのニュースが届きました。

まだトレーニングキャンプすら始まっていない時期での出来事です。

球団のプレスリリースによると、今季のドラフト2位指名で加入したディラン・ハーパーが、水曜日の練習中に左手親指の靭帯を部分的に断裂しました。

その後、修復手術を受け、本日無事に成功したと発表されています。

ディラン・ハーパーが左親指の側副靭帯の部分断裂を修復する手術が成功したと発表しました。ハーパーは一昨日のサンアントニオでのオフシーズン練習中にこの怪我を負いました。チームは適切なタイミングで更新情報を提供します。 https://t.co/VbZ03HJI8R

— マッツ@スパーズブログ (@iwantsome_nasty) September 6, 2025

残念ながらケガをしたのは利き手であるシューティングハンドです。

ルーキーにとってプレシーズンやキャンプを欠場するのは大きな痛手ですが、朗報もあります。

ハーパーはレギュラーシーズン開幕戦、10月22日のダラス・マーベリックス戦までに復帰できる見込みです。対戦相手には話題の新人クーパー・フラッグが控えており、開幕カードに選ばれた理由の一つといえるでしょう。

開幕戦には復帰予定、スパーズにとっては不幸中の幸い

オフシーズン中の負傷はチームにとって望ましいものではありません。しかし、選手たちはシーズンに備えて練習を重ねる必要があり、リスクをゼロにすることはできません。

今回のケガは不運ではありますが、より深刻なケースと比べればまだ救いがあります。

実際、オクラホマシティ・サンダーはルーキーのトーマス・ソーバーが練習中に前十字靭帯断裂を負い、2025-26シーズンを全休すると発表したばかりです。

スパーズもここ数年は度重なるケガに苦しんできました。

やっとビクター・ウェンバンヤマとディアーロン・フォックスが健康を取り戻したばかりです。これ以上負傷者が出ないことを祈りたいところです。