スパーズのフォワード、ケルドン・ジョンソンは、サンアントニオ郊外のヒルカントリーにある自宅牧場「ロングホーン・ランチ」で穏やかな時間を過ごしています。
そこでは13匹のヤギ、8羽のニワトリ、7匹の犬、4頭のミニチュア牛、そして2頭の馬を飼っているそうです。
「みんな好きだよ。ペットだからね。
世話は大変だけど楽しい。仕事というより、好きなことをしてるだけなんだ。」
ケルドンは笑顔でそう話します。
彼の動物好きは、バージニア州チェスターフィールドの家族が営む牧場で育った子供時代に始まりました。牛や馬の世話を手伝いながら、自然と牧場仕事を覚えたといいます。
そう語るケルドン丼にとって、牧場での生活は心の拠り所。
そしてそれは、コート上のバスケットボールにも通じています。
昨シーズンはウェンビーの血栓症による長期離脱というチームにとって厳しい時期がありましたが、ケルドンは仲間の復帰を信じて支え続けました。
「コートに彼の笑顔が戻ってきたのを見て、本当に嬉しかった。
バスケットだけが人生じゃない。
牧場の動物たちが癒しをくれるように、仲間の存在が彼を前向きにさせるんだ。
家に帰れば、みんなが首をかいてほしいって寄ってくる。あの無条件の愛が嬉しいんだ。」
ジョンソンは今日もカウボーイハットをかぶり、牧場とコートで同じ“愛情”を注いでいます。
“ザ・マスタング”としての誇りとリーダーシップ
スパーズのレジェンド、グレッグ・ポポビッチがジョンソンに付けたニックネームは「ザ・マスタング(野生馬)」。
「ルーキーの頃、コートで暴れ回ってたからね(笑)」
そう振り返るケルドンも、今ではチーム最長在籍のリーダー。
若い頃は“何でも分かっているつもり”だったが、オースティン・スパーズでの下積みで謙虚さを学んだといいます。
「あの時期がキャリアの転機だった。練習への姿勢、時間の使い方、すべてが変わった。」
現在は声でチームを引っ張るタイプではないものの、行動でチームに影響を与え続けています。
新HCミッチ・ジョンソンもこう語ります。
「彼は努力とエネルギーの象徴。あの姿勢は伝染する。」
ウェンビーも同調します。
「ベテランとして本当に頼もしい。彼の存在は大きい。」
オフコートでは50以上のカウボーイハットと何百足ものブーツをコレクションしており、試合前にはカントリーミュージックを流してチームメイトを巻き込みます。
「みんな最初は嫌がってたけど、今じゃノッてくれるんだ(笑)」
さらにチーム内ではルーキーのカラオケ大会を主催し、ムードメーカーとしても活躍。
「兄貴分」として若手たちを見守っています。
今シーズン、チームはミッチ・ジョンソン新体制のもとで再スタートを切ります。
ウェンビーの完全復帰、フォックスの加入、そしてケルドンの情熱。
スパーズの“再出発”に、この野生馬のエネルギーが欠かせません。
「勝つつもりでいるよ。必要なことは何でもやる。学び続ける姿勢が大事なんだ。」
牧場で鍛えた粘り強さと、チーム最長在籍者としての責任感。
それがケルドン・ジョンソンの“スパーズ魂”です。
引用元:SI.com
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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