フロストバンク・センターの地下通路で、もし大きな音が聞こえてきたら。 それは、ケルドン・ジョンソン本人か、彼が操るブームボックスから響いている可能性が高いでしょう。
今シーズンのシックスマン賞の最有力候補であるケルドンの試合前プレイリストは、もはや伝説となっています。
かつては「Call Me Maybe」や「A Thousand Miles」、「Party in the USA」といったポップスのヒット曲でチームメイトを盛り上げてきました。
しかし、11連勝と波に乗る最近のスパーズにおいて、バージニア州出身のケルドンは一貫して自身のルーツであるカントリー・ミュージックを流しています。
勝利を呼び込む魔法の曲「Wagon Wheel」
スパーズがチームとしてコートに駆け出す直前、選手たちが通路に集まると、ブームボックスから最初に流れるのはダリアス・ラッカー版「Wagon Wheel」のフィドルの音色です。
一般的な気分を上げる曲ではないかもしれませんが、映画のセリフを借りれば「人々を熱狂させる」力があるのです。
ケルドンは満面の笑みでこう語ります。
「あの曲が大好きなんだ。最高のバイブスだよ。 試合前にファンのすぐそばを歩いて、少し交流したり、一緒に歌ったりして楽しむことができるんだ。もしうまくいっているなら、変える必要はないだろ?
良い雰囲気をキープして、自分たちのやるべきことを続け、プロセスを楽しんでいるよ。 『Wagon Wheel』を歌いながらファンと交流する、毎試合が本当に楽しいんだ。 楽しんでいる限り、突き進むだけさ」
ケルドンは、ノースカロライナ州境から15分ほどの場所にあるバージニア州サウスヒルの田舎町で育ちました。
彼が肩を先頭にゴールへドライブし、ディフェンスをなぎ倒す姿は、まさに歌詞にある「風や雨のように、南へ向かう列車のように」相手を揺さぶります。
実は、彼は以前からこの曲を愛していたようです。 2019年5月の動画には、ドラフト前のワークアウトに向かう途中でこの曲を熱唱する彼の姿が収められています。
チームの「鼓動」とシックスマン賞への想い
ケルドンはダリアス・ラッカーに会ったことがあるか聞かれると、昨シーズンにチャンスを逃したことを明かしました。
「彼が試合に来てくれたことがあったと思う。 クリス・ポールとかなり仲が良いみたいなんだ。
いつか会えたら嬉しいな。あんなに素晴らしい人に会えるのは最高の機会だし、彼の音楽が大好きだからね。
クリスからは、彼が試合に来ることを聞いていたんだ。
僕が彼の曲を聴いているのを知って、『ダリアスに会ったことはある?今度の試合に来るよ』って教えてくれたんだけど、僕の頭からすっかり抜け落ちていたみたいで。 また会える機会があるよう祈っているよ。そうなれば最高だね」
実は、この「再会」を望んでいるのはケルドンだけではありませんでした。 ラッカー自身もXで「彼を探さなきゃな」と投稿しています。
スパーズのコーチやチームメイトは、ケルドンをこのチームの「心臓の鼓動(ハートビート)」と呼んでおり、その音は常に鳴り響いています。 月曜日のブルズ戦での勝利中、スパーズファンも彼に敬意を表して「シックスマン!シックスマン!」と大歓声を送りました。
「最高だよ。この街もファンも大好きだ。NBAで最高の友人(ファン)たちが僕らにはついている。
シックスマン賞の候補として名前が挙がるような状況にいられるだけで、本当に恵まれているし幸せだよ。 神が望むなら、僕がシックスマン賞を獲れるだろう。でも、まずは自分たちの仕事を全うし続けないといけない。 いつだってチームが第一。それは何度でも言い続けるよ。
勝っている限り僕は幸せだし、賞などは後からついてくるものさ。 チームとして毎試合オフェンスを仕掛け続け、勝つために最善の状況を作れるよう、自分の役割を果たし続けるだけだよ」
スパーズは勝ち続け、ケルドンも自分の役割を全うしています。 ゴールへの切り込み、豪快なダンク、アウトサイドからのシュート。
そして何より、試合前、試合中、試合後に彼がもたらす巨大なエネルギーが、チームの原動力となっています。
ゴールに向かって叫び、勝利後のロッカールームへの道中で犬のように吠えるケルドン。
そしてコートへ向かう通路では、今日も「Wagon Wheel」が流れています。
引用元:SI.com
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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