2025-26 RS GAME 9 NOP 〜フォックス復帰戦〜

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今日はホームでペリカンズとの対戦です。

ホーム連戦です。

レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。

目次

試合結果

SPURS WIN‼‼

試合内容

1Qはやや重い立ち上がりとなりました。
ウェンビーが力み気味でターンオーバーを犯す場面があり、オフェンスのリズムをつかめませんでしたが、キャッスルのテンポコントロールが光りました。的確なパス回しで7アシストを記録し、チーム全体を落ち着かせました。

フォックスは久々の実戦ながら冷静に試合を読み、最初の数分は無理をせず流れを見極めていました。
それでもスパーズは堅実なディフェンスとリム周りの得点で主導権を握り、6点リードで1Qを終えます。

2Qに入ると、フォックスが一気にギアを上げました。
持ち味のスピードと鋭いミドルジャンパーで次々と得点を重ね、わずか数分で13得点をマーク。
彼の登場によってオフェンスのテンポが一段階上がり、周囲の選手も自信を持ってプレーしていました。

一時は19点差をつける圧倒的な展開でしたが、控え組が出た時間帯にリズムが崩れ、ペリカンズに追い上げられます。
それでも前半を8点リードで折り返し、試合の主導権を保ちました。

後半に入ると、ペリカンズが反撃を開始します。
マーフィーⅢが外角から次々とシュートを沈め、スパーズのリードを削りました。
一方スパーズはキャッスルとフォックスのボールシェアに少しズレが生じ、オフェンスが停滞。
ディフェンス面でも疲労からローテーションが緩み、流れを相手に渡しかけました。

しかし、終盤で再びスパーズが持ち直します。
ケルドンの連続得点とソーハンのディフェンスがチームを鼓舞し、粘り強くリードを守りました。

残り1分を切った場面では3点差まで迫られましたが、ここでフォックスが真価を発揮。
キャッスルがファウルアウトした直後、フォックスが自らボールを運び、残り29秒で勝負を決めるミドルジャンパーを沈めました。
その後も落ち着いてフリースローを決め、試合を締めくくりました。

試合の印象

スパーズが「若いチームから成熟したチームへ」と変わりつつあることを象徴する内容でした。

前夜の接戦を制した直後の連戦、そしてフォックスの復帰という難しい要素が重なった中で、チームは崩れずに勝ち切りました。
内容的には課題もありました。


連戦の影響か足がついていかず、ディフェンスとリバウンドのローテーションミスやターンオーバーなどで点差を維持できませんでした。

修正すべき点は多くあります。


それでも、相手の流れを完全に渡さず試合を締めることができたのは、チームとしての“経験値の積み重ね”が表れている証拠です。

またヴァセル・バーンズ・シャンペニーのシューター陣が好調を維持している点もポジティブです。
彼らのアウトサイドシュートが安定すれば、フォックスとキャッスルのドライブがより効果的に機能します。

フォックスが最高の復帰戦

この試合で最も目立ったのは、やはりディアーロン・フォックスのパフォーマンスです。

シーズン序盤は欠場が続き、一部では「本当にチームにフィットするのか」と懐疑的な声もありましたが、それを一瞬で黙らせるような復帰戦となりました。

フォックスは待望の復帰戦で24P, 3A, 3R(FG10/14)と、チームを勝利に導く活躍を見せました。
スピード・判断力・得点感覚のすべてが健在で、休養明けとは思えない仕上がりでした。


特に終盤のクラッチタイムでの落ち着きはさすが。キャッスルとの連携にはまだ改善の余地がありますが、プレーメイカーとしての信頼感は抜群です。
この試合を通じて、「フォックスがいるだけで試合の流れが安定する」という事実を改めて感じました。

フォックスが復帰し、キャッスルが本来の役割に戻ったことで、攻撃の流れが見違えるほどスムーズになりました。

この試合の本当の主役はキャッスルかもしれません。

フォックスの復帰によって、キャッスルは本来の“オフザボールで動けるプレイメイカー”の役割に戻ることができました。その結果、彼のプレーは一段と自然で冴え渡りました。

この試合では14得点・14アシストを記録し、アシストは自己最多タイ。スリーは0/6と不調でしたが、それでも2つのターンオーバーにとどめた安定したコントロールが光りました。

キャッスルは元々、オフェンスを全面的に指揮するよりも「流れの中で判断して動く」タイプの選手です。フォックスという明確な司令塔がいることで、彼はより本能的にプレイでき、持ち味である判断力と視野の広さが存分に発揮されました。

ウェンビーはシュートタッチはやや不安定でミスも多かったですが、リムプロテクトとリバウンドで圧倒的な存在感を発揮しました。
ペリカンズのインサイドを封じ込み、ディフェンスの軸として機能。オフェンス面でも味方のスペーシングを支えるポジショニングが良く、地味ながら勝利に大きく貢献しました。

またソーハンはさすがのディフェンス力でした。

チーム全体として見ると、スパーズは確実に「勝ち方を覚えてきた」段階にあります。
ウェンビーの守備支配力、キャッスルの成熟、フォックスのクラッチ力。
この3本柱が噛み合えば、今季のスパーズはプレーオフ進出を現実的に狙えるチームに進化していくでしょう。

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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