クリス・ポールがサンアントニオ・スパーズに移籍した決め手のひとつは、グレッグ・ポポヴィッチとの会話でした。
将来の殿堂入りが確実視されるポールは、殿堂入りコーチであるポポヴィッチの下でプレーすることを決めましたが、実際に一緒に戦った試合はわずかでした。
ポポヴィッチは今シーズン中に復帰する可能性を示唆していましたが、正式な発表があったのはそれから4カ月後のことでした。
しかし、11月2日に軽い脳卒中を発症し、今シーズンの指揮をとることができなくなったのです。
ポールとポポヴィッチの特別な関係
NBA20シーズン目を迎えるポールは、スパーズと契約する際にポポヴィッチとの会話が大きな影響を与えたと明かしています。
優勝争いができるチームではなく、成長途中のスパーズを選んだ背景には、ポポヴィッチの存在がありました。
ところが、ポールがポポヴィッチの指導のもとでプレーできたのはわずか5試合だけでした。
ポールはシーズン途中での変化についても言及しました。
現在の状況はつらいね。ほんとに。みんなよく言うように、人生ってそういうものだよ。
何が起こるか分からない。
バスケットボールよりも大切なことがある。
ポップとの関係は、僕を指導するかどうかを超えたものだね。
先日、彼に会う機会があったんだけど、それだけでも特別な時間だった。(今シーズンのスパーズについて)理想的な状況じゃないことが多いね。
ヴィク(ウェンバンヤマ)がこういう状況になるとは思わなかったし、いろんなことが起きたからね。
長年のライバル関係とお互いへのリスペクト
ポポヴィッチはポールの加入について、「彼を何年も嫌ってきたよ。ほんとにプレーしづらい選手だったからね。
彼は本当に賢くて、試合中も常に一歩先を読んでいる。だから、対戦するのは大変だったけど、彼のことは本当に尊敬している」と語りました。
それに対してポールも「それは僕も同じだよ」と笑いながら応じています。
スパーズ加入後、ポールは将来コーチになる可能性についても語っています。
「妻とも話していたんだけど、ずっと『絶対にコーチにはならない』って言ってきた。
でも、最近はちょっと考えることもある。周りからは『バスケットボールへの知識や情熱があるんだから、コーチをやるべきだ』って言われるけど、
子どもたちとの時間を大切にしたい気持ちもあって……まだ分からないよ。こうしてコートに立ち、競い続けられることに感謝しているよ。
それが今の僕の気持ちだ。
ポポヴィッチというもうひとりの“父親的存在”と過ごす時間は短かったかもしれませんが、
ポールは今もなお、バスケットボールを楽しんでいます。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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