サンアントニオ・スパーズのフォワード、ケルドンの姿勢を知ることは、彼の言葉を聞くことで理解できます。
トレードの噂に名前が挙がろうと、オフェンスでのボールタッチが減ろうと、役割が変わろうと、
スパーズ在籍最長の彼は一貫して同じマインドセットを公に見せてきました。
「今年は正面から受け止めたよ」
これは、ClutchPointsのインタビューで「今季がシックスマンとして初めてフルで過ごしたシーズンだったことが、安定したプレーに繋がったのか?」という質問に答えた際の言葉です。
実際には、彼はこの言葉でこれまでに直面してきた多くの困難を総括していたのかもしれません。
「去年は大きな変化だった。隠すことでもないしね」
ケルドンは、昨季から与えられた比較的新しい役割についてそう語りました。
2月にスパーズがディアーロン・フォックスをトレードで獲得した際、彼の名前が交換要員として取り沙汰されました。
昨夏にはラウリ・マルカネンの獲得を狙っていた際にも、再び噂の対象に。
スパーズが大物獲得に動く際、ケルドンの名前はいつも浮上してきます。
控え起用でも揺るがない自信とチーム愛
今季、ケルドンはベンチから1試合平均12.7得点、5リバウンドを記録し、スパーズでもっとも安定感のある選手の1人でした。
ClutchPointsは、彼が過小評価されていると感じているか尋ねました。
「いや、そんなことないよ。
「時には仲間の方が良いプレーをするんだ。
そういう時は喜ぶべきだと思ってる。
ある日は自分が20点取るかもしれないし、別の日はジュリアンが20点取るかもしれない。
チームメイトとして大事なのは、仲間の成功を素直に喜べることなんだ。
今季はそういう試合が何度かあったし、自分はチームメイトたちの活躍を嬉しく思ってたよ。
ちょっと違うかもしれないけど、それでいいんだよ。大事なのはその違いを受け入れて、柔軟に対応することさ」
3年前、ケルドンは平均22得点でスパーズのエーススコアラーでした。
その後ウェンビーがドラフトされ、2020年のロッタリーピックであるデビン・ヴァセルも着実に成長。
そして2023-24シーズン、ポポビッチHCはケルドンをセカンドユニットに回し、ベンチからの得点力強化を図りました。
ケルドンは今季もその役割を続けました。
「まあ、確かに同じ役割でシーズンを通してやれるっていうのは、安定感に繋がると思う。
それを土台にして、自分のプレーを伸ばしていけた。コート内外で成長できたと思ってる。とにかく一貫性を意識した。
パフォーマンスだけじゃなく、チームメイトとしてね。
仲間と一緒にいる時間も含めて、“こいつと一緒にプレーしたい”って思ってもらえる存在になろうとしてきたんだ」
彼の契約も、今夏からさらにチームにとって好条件となります。
過去2シーズンはそれぞれ2000万ドル、1900万ドルを受け取っていましたが、
次の2年は1700万ドルずつに下がる予定です。
トレードの噂は絶えませんが、25歳となったケルドンは、どんな話題もこれまで通り、落ち着いた姿勢で受け止めているようです。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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