キャッスル&スパーズコンビがオールスター前夜祭で躍動!? 〜大きな爪痕を残す〜

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NBAオールスターの土曜日のイベントは、近年注目度が低下しています。その中でも、特にスキルズチャレンジは最も地味なイベントとされていました。

しかし、サンアントニオ・スパーズがその状況を一変させる出来事を起こしました。

ウェンビーとクリス・ポールが「チーム・スパーズ」として出場。

スパーズは最初のチームとして挑戦し、序盤はスムーズに進行。素早いパス回しと機敏な動きで好調なスタートを切ります。

そして、ウェンビーがシュートラックに到達すると、ボールを投げるように次々と放り投げ始めました。

https://twitter.com/SpursReporter/status/1890940602423935169

すぐに明らかになったのは、スパーズがルールの抜け穴を突き、“攻略”しようとしていたことです。

というのも、各シュートラックで3回のシュートを打てば次に進めるものの、失敗してもペナルティはなし。つまり、シュートを打たずに素早く進めば、記録的なタイムでクリアできるというわけです。

天才的な戦略——いや、不正行為とも言えるこの手法により、スパーズは驚異的なスピードでゴールに到達しました。

https://twitter.com/iwantsome_nasty/status/1890947914240815360

NBAの対応とウェンビーの反応

しかし、NBAコミッショナーのアダム・シルバーはすぐさまこの“攻略”を問題視。

スパーズは失格処分となり、彼らの挑戦は正式に記録されませんでした。

この一件がイベントの話題を独占し、最終的にはエバン・モブリー&ドノバン・ミッチェルチームが優勝しましたが、それを気にする人はほとんどいなかったのです。

その後TNTのレポーターであるアリー・ラフォースがスパーズの動向を追おうとしましたが、NBAの関係者に遮られる場面も。

明らかにリーグ側はこの件を快く思っていなかったようです。

そんな中、ポールは試合後のメディア対応を拒否。しかし、ウェンビーはスキルズチャレンジ後の会見でコメントを発表。驚くことに、この“作戦”の責任は自分にあると主張しました。

これが本当にウェンビーの考案だったのか、それともCP3のアイデアだったのかは謎ですが、彼が自ら全責任を背負う姿勢を見せたのは意外でした。

おかげでスキルズチャレンジがとても盛り上がりました。

キャッスル、ダンクコンテストで存在感を示す!

NBAオールスターのダンクコンテストといえば、2000年にビンス・カーターが伝説を作った舞台。その開催から25年、スパーズのルーキー、ステフォン・キャッスルが自身の名を刻むべく挑戦しました。

しかし、彼の前に立ちはだかったのは、現代最高のダンカーとも称されるマック・マクラング。結果的に、マクラングが4本連続の満点ダンクを決め、史上初の3連覇を達成。

キャッスルも決勝ラウンドで素晴らしいダンクを披露しましたが、あと2人の審査員の支持が足りず、延長戦に持ち込むことはできませんでした。


ダンクコンテストの詳細とキャッスルの健闘

キャッスルは最初のダンクで、強烈な360ウィンドミルダンクを成功。

シーズン中に見せるダンクのスタイルに最も近く、スパーズファンにとってはおなじみの豪快な一撃となりました。

このダンクで彼は初戦2位のスコアを獲得します。

続く2本目は、バックボードに当てたボールを180度回転しながら背中側から叩き込むダンク。

ここで無理をせず、確実なダンクを選択しました。

マクラングは車を飛び越えたり、ホバーボードに乗ったダンサーの上からダンクを決めるなど、満点を連発。

まるで優勝が決まっていたかのような圧巻のパフォーマンスを見せました。

決勝ラウンドでは、キャッスルも驚異的なダンクを披露します。

3本目のダンクでは、ゴール下でのバウンドパスを股下を通して叩き込みました。

最初の数回はミスしましたが、成功させた瞬間には会場が大いに沸きました。もし一発で決めていれば、満点を獲得し、マクラングに並ぶ可能性もあったでしょう。

そして最後のダンク。

360度回転しながら、背中側でボールを持ち替え、最後は左手で片手ダンク。

普通のコンテストならば優勝にふさわしい一撃でした。

しかし、マクラングはエバン・モブリーが乗ったプラットフォームを飛び越え、リムに軽くタッチした後、豪快にダンク。満点の50点を獲得し、僅差でキャッスルを退けました。

パフォーマンスとして明らかに一人だけ違いました。


次なる舞台へ

キャッスルとマクラングの対照的なスタイルが、このダンクコンテストを過去数年で最も面白いものにしました。

キャッスルはパワーと身体能力を、マクラングは派手さとエンターテイメント性を武器に戦いました。そして今回は、後者が勝利を収めました。

しかし、キャッスルの挑戦はまだ終わりません。

オールスターの「ライジングスターズ」チームを率い、レブロン・ジェームズやステフィン・カリーといったスターたちと月曜日のトーナメントで対戦します。

ダンクコンテストでは惜しくも優勝を逃しましたが、まだ彼の輝くチャンスは残されています。

スパーズメンバーが話題の中心となった素晴らしい前夜祭でした!

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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