サンアントニオ・スパーズのフォワード、ジェレミー・ソーハンは、ルーキー契約延長の締切である日本時間10月21日を過ぎても契約更新が発表されませんでした。
2022年ドラフト組の中では、ソーハン以外にもウォーカー・ケスラー、ベネディクト・マサリン、タリ・イーソンなど、複数の有力選手が延長契約を結ばなかったことが話題となっています。
延長契約が見送られた理由と今後の見通し
今回、スパーズとソーハンの間で延長契約が成立しなかった理由は明かされていませんが、いくつかの要因が考えられます。
一つは、評価額の隔たりです。
チーム側とソーハン本人で、契約金額に対する認識が一致しなかった可能性があります。
もう一つは、本人がさらなる成長を示したいという思いを持っていること。
今季の活躍次第で、来夏により大きな契約を勝ち取る狙いがあるのかもしれません。
また、チーム側がケガの多さを懸念しているという見方もあります。
ここ数シーズン、ソーハンは度重なるケガで欠場が続いており、安定したパフォーマンスを見せられるかが鍵となります。
それでも、ソーハンにはもう一度自らの価値を証明するチャンスが残されています。
もし今季もスパーズのベストなウィングディフェンダーとして存在感を示し、アウトサイドシュートの精度を上げることができれば、評価は大きく上がるでしょう。
スパーズと再契約交渉は来夏へ持ち越し
来夏、スパーズが彼にクオリファイングオファーを提示すれば、ソーハンは制限付きFA(フリーエージェント)となり、他チームからのオファーに対してスパーズがマッチする権利を持ちます。
もし提示がなければ、無制限FAとして完全に市場に出ることになります。
ソーハンはこれまでの3シーズンで平均11.4得点、6.1リバウンド、2.8アシストを記録し、昨季はFG成功率53.5%、3P成功率30.8%と自己最高をマークしました。
ドラフト9位指名の実力を示しながらも、ポイントガードやセンターなど、実験的な起用にも柔軟に対応してきた選手です。
ウェンビーとのハイロー連携も年々良化しており、もし安定した3Pを身につければ、リーグでも屈指のロールプレイヤーへと進化できるでしょう。
現在、ソーハンはポーランド代表での活動中にふくらはぎを痛め、調整過程で手首を軽く捻挫しており、開幕戦(対マーベリックス)は欠場が見込まれています。
健康を取り戻し、来季に向けて真価を示せるかが注目されます。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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