ついに光が見えてきました。
本日、2025-26シーズンのサンアントニオ・スパーズのメディアデーが行われ、明日からはトレーニングキャンプ、そして来週にはプレシーズンが始まります。
今年は新しい顔ぶれや雰囲気が見られましたが、プレーオフ復帰に向けて、特にディフェンス面で新しいアイデンティティを築こうという意欲が感じられました。
ここでは注目ポイントをまとめます。
ミッチ・ジョンソン新HCと負傷状況の最新情報
1996年以来初めて、ポポビッチではない人物がヘッドコーチとしてメディアデーに臨みました。
昨シーズン序盤に脳梗塞で休養し、5月に正式に引退したポポビッチからバトンを受け取ったのは、長年アシスタントを務めたミッチ・ジョンソンです。ポポビッチはバスケットボール運営部門の代表としてチームに残っており、今もアドバイスを交わしているとのことでした。
また、ジョンソンはチームに課される「勝利への期待」についても言及しました。
負傷関連では、夏に報じられていた通りウェンビーがプレー可能であることを正式に確認。
さらに、ディラン・ハーパー(親指靱帯断裂)はコート復帰済みですが接触プレーはまだ制限中。
フォックス(ハムストリング)とソーハン(ポーランド代表合宿中にふくらはぎ不調)についてはキャンプに参加予定ながら、慎重なアプローチで進めるとしました。
驚きを呼んだのは、最後に登壇したフォックスの発言です。
「気分は良いよ。少し前からプレーできると思ってたけど、チームが許してくれないんだ。
「毎日確認しながらやってるけど、体はすごくいい感じ。今すぐにでもプレーできる気がする。正直、今すぐにでもプレーできる感じはある。でもプレシーズンや開幕戦には出られないかもしれない」
この発言は会場をざわつかせましたが、公式発表はなく、実際には11月1日を復帰目標としており、最大で5試合の欠場にとどまる見込みです。無理をせず完全回復を優先する姿勢がうかがえます。
フォックス自身は出場に前向きですが、メディカルスタッフがまだゴーサインを出していないとのこと。
開幕戦を欠場する可能性は高まっています。
一方で、本人は「ハムストリングの怪我は初めてだから、どういう状態が正解か分からない」とも語り、違和感よりも「慎重さ」が前面に出ているようでした。
キャッスルに託される大役とポジティブな側面
仮にフォックスとルーキーのハーパーが欠場すれば、序盤はキャッスルが先発ポイントガードとして大きな責任を背負うことになります。
昨季のスパーズはクリス・ポールが下がるとオフェンス効率が大きく落ちましたが、キャッスルはオフに「オンボールでのショットクリエイト」を重点的に鍛えてきました。
フォックス不在は確かに短期的には痛手ですが、その分キャッスルが早い段階から主導権を握り、プレイメイカーとして成長する好機とも言えます。
また、ヴァセルがオフェンスの潤滑油になり、ベテランのマクラフリンが控えから安定感を補うことで、大崩れは避けられるでしょう。
DF重視とウェンビーの復帰
スパーズ王朝を築いた合言葉「ディフェンスが勝利をもたらす」。
この伝統が今シーズン再び強調されています。ソーハン、キャッスル、ヴァセルらが口を揃えて「ディフェンスの重要性」を語り、ウェンビーも「ハードに守ることは絶対条件」と断言しました。
そして最大の注目はウェンビーの復帰です。
昨季の深部静脈血栓症の診断は衝撃的でしたが、彼は逆境を前向きに捉え、人生観を広げるきっかけにしたと語りました。
オフには中国の少林寺で修行を積むなどユニークな経験を経て、フィジカル面でも大きな成長を遂げています。
「この夏が一番充実していた」と自信をのぞかせ、224cmとして登録されることも判明しました(実際はさらに高いのでは?という声も)。
また、フォックス・ハーパー・キャッスルのガードトリオについても言及がありました。
開幕時点で揃わない可能性はあるものの、それぞれの役割や共存方法を前向きに語っています。
今シーズンのメディアデーは3時間にも及び、多くの発言や話題がありました。
ウェンビーの完全復帰とディフェンス重視の姿勢は、スパーズが新しい段階に進むことを強く印象づけるものとなりました。
新たなシーズンに向け、期待は高まるばかりです。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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