2025-26 RS GAME 23 OKC in ラスベガス 〜NBAカップ準決勝〜

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今日はラスベガスでサンダーとの対戦です。

NBAカップ準決勝です。

レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。

目次

試合結果

SPURS WIN‼‼

言葉になりませんでした。

試合内容

スパーズは立ち上がりからオフェンスが噛み合わず、シュートも全く入らない状態。
開始3分で12-4と走られ早々にタイムアウトを要求します。


スパーズは最初のスリー12本をすべて失敗し、オフェンスは完全に停滞。
それでもディフェンスで最低限踏みとどまり、1Q終了時点では20-31。
正直、内容を考えれば「まだこの点差で済んでいる」と言える展開でした。

ウェンビーはスターターではなく、1Qは完全にベンチスタート。

2Q開始直後ウェンビーがコートに入った瞬間、空気が一変します。

オフェンスリバウンドからのティップイン、ブロック、ルーズボールへのダイブ。
たった数分でスパーズは9-2、さらには7-0のランを作り、一気に点差を詰めました。

一度ベンチに下がると再び流れはサンダーへ。
この時間帯で14-2のランを許し、一時は16点差まで広げられます。

しかし、前半ラスト5分。ウェンビーが再投入されると、再び試合の「形」が変わりました。

ディフェンスでの存在感、オフェンスでの重圧。前半だけでわずか7分間の出場ながら、ウェンビーの出場時のプラスマイナスは驚異の+20を記録しました。

その圧倒的な支配力のおかげで、スパーズは13-0のランで一気に追い上げ、前半終了時には46-49。

後半は激しいシーソーゲームとなりました。 ウェンビーがベンチにいる時間帯でも、フォックスやヴァセルを中心にオフェンスを組み立て、ついに逆転に成功します。

サンダーもSGAやウィリアムズを中心に反撃し、互いに譲らない展開が続きました。

サンダーの粘り強いディフェンスに簡単には突き放せません。
3Q終盤は再びウェンビーが休む時間帯でしたが、フォックスがフリースローを沈め、78-77と1点リードで最終Qへ。

4Qも接戦が続きましたが、ウェンビーがチェットのジャンパーを叩き落とす象徴的なブロックで幕を開けます。

ディフェンスでの好プレーも光り、チーム全体で粘り強く戦います。

両チームが一歩も譲らず、残り5分で再びウェンビー投入。

残り2分32秒、カルーソのディフェンスをものともせず、ウェンビーがミドルを沈め102-101。
そこからはフリースロー合戦となります。

終盤、スパーズは意図的ファウルでスリーを打たせない判断を徹底。
最後はサンダーがフリースローのわざと外しから同点を狙いますが、決めきれず。

111-109。
スパーズが激闘を制し、NBAカップ決勝進出を決めました。

試合の印象

この一戦は、スパーズというチームが「次の段階」に入りつつあることを強く印象づける試合でした。
単なる番狂わせや一時的な勢いではなく、強豪サンダーを相手に48分間、試合の流れを読みながら戦い抜いた内容だった。

そして改めて「ウェンビーがコートにいる意味」を世界に叩きつけた一戦でした。

ただし、この勝利はウェンビー一人のものではありません。勝利をより価値あるものにしたのは「ウェンビー不在の時間帯を耐えきったこと」です。


前半こそ彼が下がると一気に点差を広げられましたが、後半は明確に違いました。
フォックスを起点にオフェンスを整理し、キャッスルとヴァセルが役割を理解した動きでスコアを積み重ねる。
ウェンビーに全てを委ねるのではなく、彼が戻るまでに試合を壊さない。
この感覚は、昨季までのスパーズにはなかったものです。


キャッスル、フォックス、ヴァセルがそれぞれ22点前後を記録し、特にヴァセルはチーム最多の23点。
派手さはなくとも、要所で決めきる「勝てる選手」の仕事をしました。

苦しい展開の中でも「修正力」が際立ちました。
スリー0-12スタートから最終的に13/30まで修正したチームの力はすばらしかったです。

チームスタッツで注目したいのターンオーバーからの失点です。

また、ターンオーバー数はスパーズが19回、サンダーが15回と相手より多かったものの、そこからの失点は25-26とほぼ互角に抑えました。 これが勝敗を分ける大きな要因となりました。

サンダーの最大の武器である3ポイントを9本に抑え、ターンオーバーからの失点を最小限に留めた点は評価すべきポイントです。

スベガスの会場はスパーズファンが多く駆けつけていたようで、まるでホームのような大歓声が選手たちの背中を押してくれたのも印象的です。

さすがのウェンビー&チームの勝利

ウェンビーは文句なしのMVP級の活躍です。

ベンチスタートで出場制限がある中、22得点、9リバウンド、2ブロックを記録。

特に前半のインパクトは絶大で、彼がいなければ試合は早々に決まっていたかもしれません。

終盤は疲労も見えましたが、勝負所でのシュートや存在感はさすがの一言でした。

出場制限明けで、なおかつベンチスタートという条件の中で、これほど試合を支配できる選手がリーグにどれだけいるでしょうか。


ヴァセルはチームハイの23得点を記録し、オフェンスを牽引しました。

派手さは控えめでしたが、効率よく得点を重ね、ウェンビーが不在の時間帯でもチームのスコアリングを支え続けました。 重要な場面での3ポイントシュートも光りました。

影のMVP。素晴らしい成長です。

フォックスは22得点を挙げ、司令塔としてゲームをコントロールしました。 特に後半ウェンビーがいない時間帯にチームをリードし、逆転の流れを作りました。

フリースローもしっかりと決め、ベテランらしい落ち着きでチームを勝利に導きました。

キャッスルは豪快なプレーの裏で6ターンオーバーと相手の強烈なDFに苦しみましたが、それでもアタック姿勢は高く評価できます。

これだけの強度の試合で臆せず仕掛け続けた姿勢は、将来を考えれば非常にポジティブです。

SGAやチェットへのDFは非常に効果的でした。

この勝利でスパーズはNBAカップ決勝へ。
次戦はニックス。
レギュラーシーズンの成績には影響しない特殊な一戦ですが、
このチームが「本物」かどうかを示すには、十分すぎる舞台です。

スパーズの成長は、もう疑いようがありません。

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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