フアン・ヌニェスが膝の手術で今季絶望も、スパーズが成長をサポートへ。

サンアントニオ・スパーズが海外で契約権を保有しているガード、フアン・ヌニェスが膝の手術を受け、今季のバルセロナでのシーズンを全休することになりました。

しかし、スパーズは彼の成長をしっかりと見守り続けています。

スペインのメディア『Mundo Deportivo』とのインタビューで、スパーズの暫定ヘッドコーチであるミッチ・ジョンソン氏は、チームがヌニェスの現状を注視し、バルセロナとも密にコミュニケーションを取っていることを明かしました。

スペインで多くの関係者が彼を訪ね、バルセロナの組織ともやり取りをしています。
私が聞いている限りでは、とても良い関係を築けているようです。
彼の成長や経験についても同じ方向を向いていて、引き続き若手選手としての成長をサポートしたいと考えています」　。

ヌニェスは右膝外側半月板の損傷を修復するために関節鏡手術を受け、回復には約6か月を要すると見られています。

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スパーズが期待する才能、ヌニェスの未来

ヌニェスはユーロリーグで平均5.0得点、3.4アシスト、2.8リバウンド、
スペインACBリーグでは平均5.1得点、3.4アシスト、3.1リバウンドを記録していました。

ジョンソン氏はヌニェスのパスセンスを高く評価しています。

彼は素晴らしいパサーで、若い頃から高レベルのバスケットボールを経験してきました。
まだチームに合流しているわけではありませんが、スパーズの育成プログラムの一員です。
彼の成長を見守りながら、どこまで伸びるかを楽しみにしています

パスの重要性については、チーム内でも長い間話し合ってきました。
私たちは、パスを非常に重要な要素と考えています。

スパーズは2024年のNBAドラフト2巡目36位で指名されたヌニェスの交渉権と金銭を、35位指名のジョニー・ファーフィーとのトレードでインディアナ・ペイサーズから獲得しました。

コート上での華麗なプレーが魅力のヌニェスですが、スパーズは彼のNBAデビューを急がない方針です。

チームにはすでにディアーロン・フォックスやステフォン・キャッスルといった実力あるガードがいるため、
ヌニェスはしっかりと回復と成長に時間をかけた後、NBAの舞台へと飛び込むことになりそうです。

引用元:KENS5