ジェレミー・ソーハンは、スパーズファンの間で最も賛否が分かれている選手です。
ファンの半分は彼を愛しており、もう半分は、2022年のNBAドラフトでブライアン・ライトGMが別の選手を指名すべきだったと考えています。
こうしたタイプの選手には、ファンの評価を覆す活躍が期待されますが、残念ながら現時点では大きな変化は見られていません。
正直なところ、私はソーハンのプレーを評価する側に寄っています。
私がバスケットボールを見始めた頃は、すべての選手が卓越したオフェンス力を持っていたわけではありませんでした。
それでも、違う形でチームに大きな価値をもたらしていました。
ソーハンもそのタイプの選手です。
もちろん彼は、オフェンスでも一定の貢献をしています。
優れたカッターであり、フィニッシュ力もあり、オフェンスリバウンドでも存在感を発揮しています。
今のNBAを考えると、シュート力が上がればチームはもっと良くなるでしょう。
夏に向けて、「ソーハンは成長できるのか」という疑問が常に付きまとっています。
生き残るためにはオフェンスの向上が必須
昨シーズンは、ソーハンにとってNBA3年目のシーズンでした。
しかし平均出場時間は25.3分と、2年目の29.6分から減少しています。
これは、ポジティブなサインとは言えません。
もちろん、スパーズのフロントは今でも彼を高く評価しているでしょう。
ただ、ドラフト当時と同じ熱量で期待されているかどうかには疑問が残ります。
ソーハンはリーグ屈指のウイングディフェンダーであり、その点では確かな信頼を得ています。
実際、上位のウイングプレーヤーたちに対しても見事なディフェンスを披露していますし、これは高度なスタッツでも裏付けられています。
しかし、シュート力の不足により、昨季はセカンドユニットでの起用が増えました。
その結果、ウェンビーと並んだ際に発揮できるはずだったディフェンス面でのアドバンテージも失われてしまいました。
いくら守備力が高くても、試合開始直後に相手エースをマークできなければ、チームへの貢献度は限定的になってしまいます。
スパーズがベストな状態で戦うには、ソーハンがスターターとしてディフェンスの要になることが求められます。
2年目のスリーポイント成功率は30.8%。
オフシーズンにシュートフォームの改善に多く取り組んだと言われていますが、昨季も成功率は同じ30.8%にとどまりました。
ロッタリーピックの選手であれば、本来はどんなラインナップにも柔軟にフィットできる存在であるべきです。
ところが、ソーハンの場合はスペーシングを悪化させるリスクを常に考慮しなければならない状況です。
現在のNBAでは、スペーシングの重要性は極めて高く、代替できるものはほとんど存在しません。
最終的に、カラフルな髪色で知られるソーハンが、自身最大の武器であるディフェンス力を最大限に生かすには、オフェンスの改善が不可欠です。
もし、来季=契約最終年までに成長を示すことができなければ、スパーズのユニフォームを着る最後のシーズンになる可能性も十分にあります。
引用元:Air Alamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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