この2年半の大部分にわたり、デビン・ヴァセルはサンアントニオ・スパーズにおいて、2番目に優れたオフェンスの選手として活躍してきました。
ドラフトで全体11位指名を受けた彼のオフェンス力を考えれば、それも当然のことでした。
しかし状況は変わりました。
スパーズがディアーロン・フォックスをトレードで獲得し、世代を超える才能であるビクター・ウェンバンヤマと組ませたのです。
さらに、ステフォン・キャッスルもルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。
これにより、ヴァセルを取り巻く環境は一変しました。
24歳のヴァセルはそう語りました。
ディアーロン、ビク、ステフ、こっちには注目を集める選手がたくさんいるから、オレももっとオープンになるチャンスが増えるってわかってるよ。
ヴァセルはウェンビーのルーキーイヤーだった昨季、自己最多となる平均19.5得点を記録しました。
その前の2022-23シーズンには18.5得点を記録しており、安定したオフェンス力を見せています。
今季は平均16.3得点と、やや数字を落としました。
またフォックスは2月にトレードで加入して以来スパーズでの17試合で平均19.7得点を挙げました。
過去5シーズンのうち4シーズンで平均25得点以上を記録し、2023年にはオールスターにも選出されています。
フォックスは自分の加入でヴァセルはもっと活躍できると信じています。
オレが来たことで、自然とヴァセルがボールを持つ機会が減ったりする。
ビジネスの世界ってそういうもんだ。でもオレがコートにいる限り、ヴァセルに一番強いディフェンダーはつかないってことも伝えた。
オレがどんな出来でもそれは変わらない。
相手の弱いディフェンダーとマッチアップできるなら、ヴァセルにとってはドライブでもっと楽にプレーできると思う。
オフェンスとディフェンスの両面で存在感を高める決意
キャリア通算でフィールドゴール成功率44.4%、3ポイント成功率37%を誇るヴァセルは、今夏さらにシュート力を磨くことに意欲を見せています。
さらに、バスケットへの積極的なアタックの頻度や、ディフェンスでの貢献についても、継続して意識しているといいます。
とにかく一貫性を持つこと。コートを広げて、Vicにダブルチームが来たときとか、ディアーロンが爆発して相手がそっちに寄ったときとか、オレがオープンでもらえるようにする。
武器はたくさんあるから、これからはもっとオープンショットが増えると思うし、そこできっちり決められるシューターになりたい。
オレはゲーム全体に自分の力を反映させたいんだ。得点できない試合もあるかもしれないけど、ディフェンスで相手に嫌がられる存在になる。
後ろにはVicがいるけど、オレたちがボールにプレッシャーをかけて、パスコースを切れば速攻に持ち込める。そういうディフェンスができるのが楽しみだよ。シーズンを振り返って、良かったことも悪かったことも全部見直して、そこから学んでいくだけだね
シーズン終了を迎えた今、ヴァセルは基礎を見つめ直し、新たな未来へ備えています。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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