サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマが、シーズン終了を余儀なくされた右肩の血栓からのリハビリにおいて、第一のハードルを乗り越えました。
復帰に向けた一歩を踏み出す中で、ウェンビーは自らの状況を振り返り、感謝の気持ちを述べています。
「振り返ってみると、本当に運が良かったと思う。
物事は見方次第だよ。病院で出会った素晴らしい人たちの助けに感謝してる。みんなすごく優秀で、しかも人としても素晴らしい人たちばかりだった。
患者としてこれ以上ないほどの手厚いケアを受けられたと思うんだ」
2023年の全体1位指名選手であるウェンビーは、オールスター明けに肩の血栓が見つかり、そこからシーズンの出場を断念しました。
ポストシーズン進出を狙っていたスパーズにとっても痛手でしたが、何よりウェンビー本人にとっても大きな試練となりました。
しかし彼は、そこから得たものもあったと話しています。
「こういうことが起きるのも、人生。
リーグにいる僕らは、それぞれ与えられた状況でやっていくしかない。
与えられたものに感謝して、それを活かすんだ。
自分は今でも“最も運がいい1%”にいると思ってるから、文句なんて言えない。
ほんの少しの後退に過ぎないよ」
仲間の献身から刺激「僕も“泥臭い仕事”をする覚悟がある」
シーズン終盤、ウェンビーはコートでのチームの変化を感じていました。
ウェンビーとディアーロン・フォックスを欠く中、スパーズは3月後半に3連勝し、さらにシーズン最後の3試合でも2勝を挙げました。
その戦いぶりの中で、彼はケルドン・ジョンソンやブレイク・ウェスリーの名前を挙げ、彼らのプレーに称賛を送ります。
「エネルギーと献身が、シーズンを通してどんどん強くなっていったのが分かった。
正直、“僕がいるときにこのバスケができてたらな”って思ったこともある。
だって僕も、チームメイトがやってることをやりたいんだ。
汚れ仕事をして、チームのために毎試合全力を尽くすってやつをね。
もちろん、KJやウェスリーみたいな仲間のことはいつも頭にあるよ。
彼らはまるで機械みたいに100%の力を出し切ってる。
でもそれはチーム全体が同じエネルギーを持ってるってことなんだ。
僕だって、あいつらと同じように“汚れ仕事”をやれるってところを見せたいんだ」
スパーズは今季34勝48敗でシーズンを終え、昨季から12勝上積みしました。
ウェンビー自身も得点、リバウンド、出場時間、ブロック数でキャリアハイを記録し、2ヶ月の欠場がありながらも再びブロック王に輝きました。
そう語るウェンビーの表情には、強い覚悟がにじんでいます。
彼がこれまで注目されてこなかった“泥臭いプレー”にも意識を向け始めたことは、対戦相手にとっては大きな脅威となるでしょう。
つまり――ウェンビー自身が今感じている“恐れ”とは、まるで正反対の感情なのかもしれません。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:Ed Szczepanski-Imagn Images
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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