ディラン・ハーパーが語る、スパーズ指名と未来への決意とは？

2025年NBAドラフトでサンアントニオ・スパーズに指名されたディラン・ハーパーが、指名直後の記者会見で心境を語りました。

家族への思いや、チームメイトとの関係、自身のルーツへの誇りまで、彼の言葉からその情熱が伝わってきました。

― これまで何度か「SAは確定じゃなかった」と言っていましたが、正式に決まって、少し時間も経って、今の気持ちはどうですか？
いやぁ、めちゃくちゃ嬉しい。最高の気分だったよ。泣きそうになったし、いろんな感情が一気にこみ上げてきた。
あの瞬間、「もうこの組織と一緒にやる準備はできてる」って思ってたし、すぐに動き出したいって気持ちでいっぱいだった。ホントに興奮してるし、幸せだし、すべてに感謝してる。

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― スパーズの選手で、明らかに答えが出そうな人以外で、誰と一緒にプレーするのを一番楽しみにしてますか？
もちろん、全員とプレーするのが楽しみだけど、やっぱステフォン・キャッスルかな。ウェンビーを除いたらって話だけど。
ステフォンとディアロン・フォックス。ああいうすごい選手たちと一緒にやれば、自分のゲームも自然とレベルアップする。ボールハンドラーが揃ってると、スペースも広くなるし、みんなプレーしやすくなる。そういうチャンスをもらえること自体がすごくありがたい。

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― 若い選手たちについて話していましたね。そういう歴史あるチームが再建しようとしているところに入れるというのは、どんな気持ちですか？
俺はずっと「どうやったら何かを成し遂げられるか」って考えて生きてきた。もちろん目標は優勝。
そのために、行った場所で何かを築くことが大事なんだ。この若いグループは、いい方向に進んでると思う。
フロントオフィスから用具係、ビデオ担当まで、全員が素晴らしい。あのチームのカルチャーは本当に特別で、そこに加われることが嬉しい。

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― 今夜というこれまでで一番大きな瞬間を、家族と一緒に祝えるというのは、どんな意味がありますか？
すべてを意味してる。本当に、家族は俺にとって世界そのもの。いいときも悪いときも、ずっとそばにいてくれた。
だから今ここにいて、そばで支えてくれることが心からありがたいし、みんなのことを本当に愛してる。

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― スパーズは2年連続で新人王を輩出しています。3年連続を目指すというのは挑戦になりますか？
もちろん、それはひとつの目標。3年連続にしたい。
コーチングスタッフもチームメイトも、俺が実力を発揮できるようにサポートしてくれると思ってる。間違いない。

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― 次のフィリピン系アメリカ人として、あなたを誇りに思う人々についてどう感じていますか？
正直、まだ実感ない。母方の家族のこと、バックグラウンド、そこにある努力とかを思うと、本当に誇らしいし、感謝しかない。
自分のルーツを全力で表現して、誇りを持ってプレーしたい。

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― チームメイトのエース・ベイリーが5位で指名されたことについてはどう感じましたか？
エースのことは大好き。本当に、みんな彼が何を乗り越えてきたか知らないと思う。ネガティブなこともいっぱい言われたけど、いつも笑顔だったし、ぶれなかった。
彼のことを心から祝福したい。ユタは素晴らしい選手、素晴らしい人間、そして家族を大事にする最高のやつを獲得したよ。

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― 地元を離れる気持ちは？
正直、「これが本当の大学生活だな」って思ってる。ラトガーズは家から50分で、高校の延長みたいだったから。
でも今はアメリカのど真ん中に行く感じで、新しい冒険にワクワクしてる。この新しいチャプターを誇り持って楽しみたい。

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― お母さんの存在や役割については？
母は本当に俺にとってすべて。1年生から高3までずっとコーチしてくれて、全部見てくれてた。
今日この場にいることにもすごく意味があるし、母のことは本当に愛してる。俺がやることすべては、母のためでもある。

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― ラトガーズ史上最も高順位で指名されたことについては？
すごく嬉しいし、感謝してる。俺とエースがラトガーズを選んだこと自体がチャレンジだったと思うけど、経験できたことは本当に最高だった。
スパーズもそれに似た環境だけど、もっと上のレベル。素晴らしい人たちが素晴らしいチームを作ってる。それが本当に嬉しい。

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家族、ルーツ、仲間、そして勝利への情熱。

ディラン・ハーパーは、スパーズの未来にとって間違いなく重要なピースになりそうです。