長いリビルド期間を経て、サンアントニオ・スパーズはいよいよ来季プレーオフ進出を狙えるチームになりつつあります。
しかし、ESPNのティム・ポンテンプス記者はそう簡単ではないと指摘しています。特に懸念しているのがフロントコートの層の薄さです。
予想される先発フロントコートは、デビン・ヴァセル、ハリソン・バーンズ、そしてウェンビーという顔ぶれです。
ウェンビーはもちろんチームの中心であり、バーンズも昨季は3ポイント成功率43.3%と高精度を誇り、欠かせない存在に成長しました。
バーンズが今季も40%以上を維持し、カッティングから効率的に得点できるなら、スターターとしての地位は十分に保証されるでしょう。
一方で、ヴァセルは大きな不確定要素です。昨季は不調に苦しみ、もし復調できなければスパーズにとって深刻な問題となりかねません。
チームには彼のシュート力が必要であり、2022-23シーズンに見せた3P成功率38.7%(試投7本)の姿が求められています。
ベンチ陣の課題と最終的な評価
ポンテンプス氏はスパーズのフロントコートに疑問を呈しましたが、私はそこまで懸念していません。
ヴァセルは波が大きい選手ですが、確率が平均値に戻るだけでも十分なシュート力を取り戻せるはずです。
問題はベンチ陣です。ケルドン・ジョンソンは昨季前半の不安定さから持ち直しましたが、かつて有望視された3ポイントは戻ってくる気配がなく、役割は縮小される可能性があります。
代わりにジュリアン・シャンパニーを優先すべきという見方も出ています。
ジェレミー・ソーハンはフィニッシュ力とリバウンド力を大幅に改善し、効率的なオフェンスと優れたペリメーターディフェンスを見せました。
ただし評価のカギはやはりシュート力です。昨季はアウトサイドもフリースローも悪化し、大きな改善は期待しにくい状況です。
そのためスターターよりも、優秀なローテーション要員としての役割に落ち着く可能性が高いでしょう。
さらにルーク・コーネットや、4番・5番をこなせるケリー・オリニクの存在も加わり、ウェンビーの後ろを支える層は確実に厚みを増しています。
結論として、確かにヴァセル、ジョンソン、ソーハンに課題はありますが、いずれも解決可能な範囲です。
ヴァセルが調子を取り戻し、ジョンソンの役割が適切に調整され、ソーハンがローテーションで機能すれば、スパーズのフロントコートは「悪くても十分、うまくいけば非常に良い」ものになるはずです。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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