りハリソン・バーンズはスパーズ加入後、シルバー&ブラックのユニフォームをまとって見事なパフォーマンスを披露しています。
開幕当初こそスロースタートでしたが、すぐにチーム随一のシューターとしての地位を取り戻しました。
まさに、今のスパーズに最も必要なタイミングで調子を上げてきた存在です。
バーンズはどのチームでもスターターを務めてきましたが、それは偶然ではありません。
高精度のシュート、安定したプレー、そして冷静沈着な判断力を兼ね備えた“即戦力フォワード”だからです。
ファンの間ではステフォン・キャッスルを“カワイ・レナードの再来”と評する声もありますが、
実際にチームの中でどんな状況にも動じない男といえば、やはりハリソン・バーンズでしょう。
それこそが、彼がどのチームでも仲間たちから尊敬される理由です。
彼はまさに“プロ中のプロ”。
そして、そろそろ2016年ファイナルでの出来事を過去のものとして葬る時が来ています。
あのファイナルでの“汚名”を越えて
バーンズは、2016年にレブロン・ジェームズ率いるキャバリアーズが3-1から歴史的逆転を果たしたあのNBAファイナルで、
不運にも“敗者側の象徴”のように扱われてしまいました。
ドレイモンド・グリーンの出場停止で迎えた第5戦、当時23歳だったバーンズに期待が集まりましたが、
彼は14本中2本しかシュートを決められず、続く第6戦では無得点。
その結果、ファンからの批判は容赦なく、トレードでケビン・デュラントを迎える際には彼を“不要な存在”のように扱いました。
しかし、あの評価はあまりにも不当でした。
バーンズはまだリーグ4年目で、ステフィン・カリーのような完成度を求められる年齢ではなかったのです。
カリー自身もプレーオフ初出場まで6年を要しており、
バーンズはその半分の時間でチャンピオンシップ争いに巻き込まれていたことになります。
しかも彼は、そのわずか1年前にウォリアーズを王者へ導いた立役者の一人でした。
それにもかかわらず、ファンは彼を切り捨て、十分な敬意を払わなかったのです。
今のバーンズが示す“静かな強さ”
それから約10年。
バーンズはリーグ屈指の安定したスターターとしてキャリアを築き、13年にわたってNBAで生き残ってきました。
家庭を持ち、堅実にキャリアを積み重ね、気づけば“勝者のメンタリティ”を持つベテランとして信頼されています。
現在のスパーズでは、ウェンビーの隣でチーム最強のシューターとして存在感を放ち、
チームの勝利に大きく貢献しています。
どんな過去を背負っていようと、バーンズは今もなおプロとして輝き続けているのです。
“HB”の人生は、静かに、そして確実に報われています。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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