サンアントニオ・スパーズはオフシーズンにロスターを大きく刷新し、複数の新戦力を加えました。
長らく続くプレーオフからの遠ざかりを終わらせるための動きですが、その裏で見落とされがちな重要な補強がありました。
それは、元NBAオールスターのラシャード・ルイスをコーチングスタッフに加えたことです。
ルイスは身長208cmでスモールフォワードとパワーフォワードを自在にこなした、まさに時代を先取りした選手でした。
通算1700本以上の3ポイントを沈めた、NBA史に残るビッグマンシューターの一人でもあります。
彼のスクリーンを使って動きながらオープンを作り出す技術は、ウェンビーにとって大きな学びになるかもしれません。
オフェンスの多様化を目指すウェンビー。ルイスの指導がカギに
ウェンビーは身長229cmながらボールハンドルも巧みです。しかし、その長身ゆえにドリブルが高くなりがちで、スティールされるリスクもあります。
プレシーズンも平均4.5ターンオーバーを記録しました。
もっとも、その理由の一つはチームがディアーロン・フォックスはもちろん、プレシーズンの序盤戦はステフォン・キャッスル、ディラン・ハーパーを欠いていたため、ウェンビーがペリメーターからのクリエイトを多く担っていたことにあります。
今季は彼がボールを持って仕掛ける場面は減り、より効率的な形で得点を狙うことが求められます。
そこで重要になるのが、ルイスのようにスクリーンを使って動きながらシュートチャンスを得るプレーです。
ピンダウンスクリーンを利用してミドルや3Pを打つ動きは、ウェンビーの新たな武器になる可能性があります。
ルイスの指導で、ウェンビーが数ドリブルでゴールへアタックする流れを身につけられれば、ターンオーバーを減らしながら効率的に得点できるようになるでしょう。
さらにルイスは、シューターとしての経験からウェンビーのシュートフォーム改善にも貢献できるはずです。
昨季ウェンビーは3P成功率35.2%とまずまずの数字でしたが、もしルイスの指導で37%前後にまで引き上げられれば、スパーズのオフェンスは一段階進化します。
相手センターを外へ引き出す“ストレッチ5”としての存在感が増せば、フォックスやキャッスル、ハーパーといったドライバー陣のドライブコースが広がります。
ラシャード・ルイスの加入は、ウェンビーの潜在能力を引き出す大きな一手になるかもしれません。
スパーズのオフェンスに新たな風を吹き込むシーズンとなることが期待されます。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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