2025-26シーズン、サンアントニオ・スパーズは久々にプレーオフ進出が現実的な目標となっています。
主力の健康状態が維持されれば、その可能性は非常に高いでしょう。
最後にスパーズがプレーオフに出場したのは2018-19シーズン、そしてカワイ・レナードが在籍していた2016-17シーズン以来、シリーズ突破は果たせていません。
しかし今季、ついにその状況を変える準備が整いました。
昨季はウェンバンヤマが2月にDVT(深部静脈血栓症)を発症し、チームは34勝48敗でシーズンを終えましたが、その後のロスター補強によって大きく戦力が向上しています。
ディアーロン・フォックスが再契約し、ドラフトでは2位指名でディラン・ハーパー、14位でカーター・ブライアントを獲得。
さらにルーク・コーネットとケリー・オリニクが加わり、デビン・ヴァセル、ステフォン・キャッスル、ケルドン・ジョンソン、ハリソン・バーンズ、ジェレミー・ソーハンといった若手コアも健在です。
ウェンビーが今オフに取り組んだ「過酷なトレーニング」の成果と健康が両立すれば、スパーズの上限は一気に跳ね上がるでしょう。
① ウェンビーがMVP投票トップ3入り&DPOY受賞
昨季のウェンビーは46試合で平均24.3点・11.0リバウンド・3.7アシスト・リーグトップの3.8ブロックを記録。
FG成功率55%、3P成功率35%という高効率も残しました。
数字が示す通り、彼は相手のドライブを封じ、ロブを飲み込み、ハーフコート全体を支配していました。
ルーキーイヤーにはDPOY投票で2位に入りましたが、昨季は出場試合数の関係で争いに加われませんでした。
今季こそ、そのタイトルを手にする可能性があります。
スパーズのディフェンスは、ウェンビーがコートにいる時はトップ10レベル、いない時は崩壊していました。
新加入のコーネットがリム守備の穴を埋めることで、チーム全体の安定感が増すでしょう。
もしスパーズが40勝台後半を記録し、ウェンビーが平均25点・12リバウンド・4アシストを超える活躍を見せれば、
MVPトップ3入りとDPOYの同時受賞という快挙も夢ではありません。
② スパーズが久々の長期プレーオフランへ
ここでいう「長期」とは、少なくとも1回戦を突破し、さらにその先を脅かすレベルを指します。
厳しいウェスタン・カンファレンスの中でも、スパーズは昨季の弱点をしっかり補強しました。
フロントオフィスはオフシーズンで明確なビジョンを示し、ウェンビー3年目の重要性を理解しています。
鍵となるのはフォックスとヴァセルのコンディションです。
さらに、今年は攻撃面でも多様な武器が揃いました。
ハーパーは新人王候補に挙げられる存在で、ベンチから即戦力として貢献が期待されています。
また、ブライアントも「ドラフトの掘り出し物」として注目を集めています。
もちろん、チームの中心はウェンビーであることに変わりません。
しかし、層の厚さと多彩な戦力を手に入れた今のスパーズは、ウェンビーがベンチに下がっても戦えるチームになっています。
③ スパーズから3人のオールスター誕生
最も堅実な候補はフォックスです。
すでにオールスター経験があり、スパーズではこれまで以上にスペースが広がり、
リーグ屈指の影響力を持つウェンビーと並んでプレーすることで、得意のクリエイト力を最大限に発揮できるでしょう。
昨季はケガの影響で17試合出場にとどまりましたが、平均19.7点・6.8アシスト・4.3リバウンドを記録。
健康を維持できれば、キャリア2度目のオールスター選出は十分に可能です。
ウェンビーとフォックスの選出は濃厚ですが、ヴァセルもブレイク候補です。
昨季は16.3点・4.0リバウンド・2.9アシスト(44/37/79)を記録し、今季はより多くのチャンスを得ると見られています。
チームとしても、ファンとしても、これほど期待が高まるシーズンは久しぶりです。
スパーズはフォックスを残留させ、2人のロッタリーピックを獲得し、インサイドの層を強化しました。
攻守両面でのバランスが整った今、サンアントニオは再びNBAの注目チームへと返り咲く準備ができています。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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