今日はアウェーでペリカンズとの対戦です。
レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。
試合結果
SPURS WIN‼‼
試合内容
スパーズは珍しく2日間の休養明けということもあり、序盤からオフェンスが滑らかに回りました。1Qから3Pとインサイドのバランスが良くバーンズが積極的に得点を重ねてスリーも高確率。ハーパーは途中出場からリズムよくシュートを沈め、ベンチから勢いを与えました。
2Qに入るとその流れはさらに加速します。キャッスル復帰によってガードの層が厚くなり、フォックス・キャッスル・ハーパーのうち2人が常にコートに立つ構成でテンポの速いオフェンスを継続。ハーパーはドライブとミドルの両面で存在感を発揮し、キャッスルも得点とプレーメイクの両方でチームを牽引しました。
シャンペニーはベンチから入るとすぐにスリー3本を立て続けに成功。これがスパーズを完全に勢いづけ、前半だけで11本のスリー成功。スパーズは最大25点リードを奪い、前半終了時には20点差で折り返しました。
後半開始直後、元スパーズACのボレーゴが仕掛けた2-3ゾーンにスパーズは完全に混乱しました。
ボールが止まりスペーシングも悪化。ペリカンズはクイーンを軸に一気にリズムを掴みます。
クイーンは3Qだけで21点(FG 6/6、FT 8/8)と圧倒し、ペイントでは好き放題。さらにマーフィー、ベイらが連続得点し、あっという間にスパーズのリードは溶けていきました。
スパーズはこのQで 23-45 と大きく失速。得点したのはバーンズ、オリニク、キャッスルのみ。実に悪夢のような3Qとなりました。
4Qに入るとスパーズはようやく立て直し、接戦に持ち込みます。ベンチ陣が再び奮起。
シャンペニーは開始直後にスリー2本を沈め、チームに再び流れを呼び戻しました。
フォックスも要所でリズムを作るプレーを見せました。
そしてクラッチタイム、ハーパーが勝負強さを発揮。 残り9秒、ハーパーが果敢なドライブからレイアップをねじ込み、スパーズがリードを奪いました。
ペリカンズのラストプレーは、この日大活躍だった相手ルーキーのクイーンに3ポイントを打たせるという謎の選択でしたが、これが外れ、スパーズが135-132で辛勝しました。
試合の印象
「勝利」という形ではありますが、本当に逃げ切ったという表現がぴったりでした。
勝率5割以下のチームに対しては10勝0敗と、取りこぼしがない点は評価できます。
キャブスで3Qに44失点した悪夢が、またしても繰り返されてしまいました。 前半にあれだけ大量リードしていながら、3Qだけで45失点し、一時は逆転される展開はあまりにも不安定です。
特に気になったのはディフェンスの崩壊です。 ペリカンズのオフェンスはリーグ26位にも関わらず、ペイントエリア内で84失点を喫しました。 これは2試合連続での80失点超えとなり、インサイドDF崩壊は深刻です。
ディフェンスでは相手ルーキーのクイーンに圧倒されてしまいました。
ジョンソンHCも試合後の会見で「3Qは我々の基準に全く達していない」と厳しい言葉を残しており、改善の必要性を強調していました。
ポジティブな点としてはベンチスタートとなったシャンパニーは役割が変わってもリズムを崩さず、1Qから3ポイントを連発してチームを救いました。 またキャッスル、ハーパー、フォックスの「3ガード体制」が機能し、常に誰かがペイントへアタックできる状況を作れたのは収穫です。
悪い流れを引きずらず、最終的に勝ち切れたこと自体が昨季からの大きな進歩であるのも事実です。
ハーパーが堂々と勝負どころを担い、キャッスルが復帰戦ながら18点とオールラウンドに貢献し、バーンズやシャンペニー、オリニクといった脇役もそれぞれの得意分野を発揮しました。
逃げ切り勝ちも大差勝ちも同じ1勝です。
このチームにとってそれはまだ新しい経験であり、だからこそ重要です。
何か特別なものを築いていく過程の、まさに「泥臭い部分」だと感じます。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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