自分のミスをきちんと認められるスーパースターは、やっぱり格が違います。
ウェンビーがそれをやってくれた。
0勝2敗からどう巻き返すか、注目してください。
ニックスに逆転するためには、ディフェンス面での容赦ないハッスルと献身的なプレーが絶対に必要だとウェンビー自身も理解しています。
最初の2試合を通じて、ニックスにディフェンスの弱点を突かれていたことを彼は自覚しています。
ベースライン際で相手に簡単に抜かれ、イージーシュートを許してしまう場面が何度かありました。
これは能力の問題ではなく、純粋に「エフォート(努力と熱量)」の問題です。
このポストシーズン、彼は強豪相手に圧倒的なディフェンスを何度も見せてきました。
あの時と同じエネルギーを、このニューヨーク戦で出せるかどうか。
それだけの話です。
ウェンビーのディフェンスを支える「ハッスル」
ウェンビーのディフェンスを語るとき、どうしても異次元のブロック能力ばかりに目が行きます。
確かにその分野ではNBAナンバーワンですが、彼のディフェンスが本当に恐ろしい理由はもう一つあります。
その容赦ないエフォートです。
ウェンビーはコート中を飛び回り、一つのポゼッションの中で複数のオフェンスを連続して破壊することができます。
ペリメーターからペイントまで猛ダッシュで戻り、相手の得点を阻止する場面を何度も見てきました。
「一人だけのディフェンス破壊部隊」と呼んでも大げさじゃないくらいです。
だからこそ今のウェンビーを見ていると、なんか物足りなさを感じてしまいます。
悪くはないんです。最初の2試合で平均3.5ブロックは記録しています。
ただ、満場一致でDPOYを獲ったあの頃のキレはまだ戻ってきていない。
スパーズがマディソン・スクエア・ガーデンでニックスファンを黙らせるためには、本来のウェンビーが完全に戻ってくる必要があります。
彼がディフェンスでその力を全解放した時、スパーズは間違いなくリーグで最も恐ろしいチームになります。
疲労は事実、でも言い訳にはならない
最初の2試合でウェンビーが疲弊していたのは、間違いないと思います。
カンファレンス準決勝でウルブズと6試合、西地区決勝でサンダーと7試合。
オフェンスとディフェンスの両方でチームを引っ張り続けてきた彼の消耗は、あって当然です。
選手にかかっている負荷を考えると、むしろよくここまで戦えているとも思います。
ただ、それがファイナルで通用する言い訳になるかというと、そうはいかない。
ウェンビー本人も、それを理解しています。
歴代の偉大なプレイヤーたちは、長く過酷なプレーオフのダメージを受けながらも、ファイナルの舞台でチームを引っ張るエネルギーを絞り出してきました。
真のスーパースターとして証明したいなら、今がその時です。
ここ数日、彼は外部からの批判を受け止め、自分の責任を認めています。
あとはコート上で実行するだけ。
公平に見れば、これまでのシリーズでも彼は決して悪い出来ではありませんでした。
それでも0勝2敗からの逆転劇を成し遂げた歴史的なチームの仲間入りをするためには、もう一段ギアを上げることが必要だと彼自身が一番わかっているはずです。
第3戦のウェンビーに注目してください。
批判を受け止めた選手が次の試合でどんなプレーを見せるか、それがスパーズの今後を決める分岐点になると思っています。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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