NBAドラフトとFA初日に3人の新戦力を獲得したことで、サンアントニオ・スパーズのオフシーズンは盛り上がりを見せています。しかし、見逃せないのはスーパースター、ビクター・ウェンバンヤマの成長です。
若手選手が2年目から3年目にかけて大きく成長するのはよくあることで、特にウェンビーのような若きスターであればその変化は劇的です。
健康でレベルアップしたウェンビーがいれば、スパーズは来季プレーオフ争いに加わる可能性があります。
ただし、彼はオフェンス面でさらなる引き出しを増やす必要があります。
最近、スパーズとの関係が噂されていたケビン・デュラントが「スター選手はもっとミドルレンジを武器にすべきだ」と語っていました。
スパーズにとってウェンビーのアウトサイドシュートは不可欠ですが、デュラントの意見は一理あります。
ウェンビーに必要なのは「インサイド」での得点力
ストレッチ5として頭角を現したウェンビーですが、ペイントエリアで一貫した脅威にはまだなれていません。
ドラフトからの2年間で体重は99kgから110kgへと増え、ポストでのポジション取りは格段に強くなったはずです。
相手ディフェンスからの集中マークは続くでしょうが、バスケットに近い位置でプレーすれば、1対1の場面では高確率のショットが増えるはずです。また、ミドルレンジシュートを織り交ぜることで、シュートチャンスをさらに増やせます。
スパーズが勝つためにはウェンビーの積極性が欠かせません。
しかし、これまで味方が彼にボールを供給できない場面も目立ちました。ミドルレンジでのプレーを増やすことで、シュート試投数を伸ばせるはずです。
過去のスパーズレジェンドを参考に
元スパーズのラマーカス・オルドリッジを参考にすると良いでしょう。
彼はインサイドだけでなく、NBA屈指のミドルレンジシューターでもありました。
ウェンビーもスリーポイントを1試合9本程度打ち続けながら、ディアーロン・フォックス、ステフォン・キャッスル、ディラン・ハーパーという3人のダイナミックなガード陣と共にピック&ポップでミドルレンジを狙えば、効果的にオフェンスを展開できます。
ただし、単にアウトサイドから打つのではなく、アーク内に数歩踏み込んでからシュートする方が成功率は高くなるでしょう。このプレーは彼のドライブ機会を増やす効果もあります。
現在ウェンビーはスリーポイントラインからのクローズアウトを攻める場面は多くありませんが、ミドルレンジを増やすことでその機会が増え、相手ビッグマンを引き出してディフェンスを崩せます。
もし相手が激しく詰めてくれば、長いストライドを活かして3歩でゴールへ到達し、ヘルプを回避できます。これによりフリースロー試投数も増える可能性が高く、得点効率向上が期待できます。
ミドルレンジ、ドライブ、フリースロー獲得をミックスしながら、高頻度でスリーも放つことで、ウェンビーの得点効率と総得点は飛躍的に伸びるでしょう。
昨季は24.5得点を記録しましたが、これらを加えれば27得点前後まで伸ばせる可能性があります。
ウェンビーが次のステージへ進むには、ミドルレンジの習得が鍵です。これを武器にできれば、来季ウェンビーは真の支配的スコアラーとして君臨するかもしれません。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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