今シーズン、サンアントニオスパーズはシーズン中断したとはいえプレーオフ進出には程遠い成績でした。
今年のオフにはステップアップするために補強が必要です。
現在のロスターではガードポジションにかなり多くの選手がいます。
インサイドではオルドリッジはストレッチ5としてオフェンスのオプションを増やしました。
ヤコブはリムプロテクターとして開花しつつあります。
この二つはポジティブな面ではありますがそれ以上に大きな懸念点があります。
ウイング、フォワードポジションの不足です。
今シーズンこの問題は解決されずにフェンスで大きく苦しみました 。
デローザンはプレイヤーオプションで移籍濃厚、ルディ・ゲイは来シーズンで契約が切れます。
またライルズは安い契約で思ってた以上にチームにフィットしました。
そこでFAでスパーズが狙うべき選手をリストアップしました。
ハリー・ジャイルズ【SAC】
サクラメントキングスに所属する サイズがある21歳のパワーフォワードです。
高校・大学・プロでも怪我が隣り合わせの選手ですが、徐々に健康を取り戻しつつあります。
所属のキングスではビッグマンのロスターが多いこともあり出場時間を制限されていました。
ミドルレンジポストでの得点力は ある程度期待できてガードとのピックアンドロールのオプションとしても最適です。
フリースロー成功率も76.7%と堅実なパフォーマンスを見せています。
スパーズに来ると才能が開花するのではないか?という期待も込めています。
ブランドン・イングラム【NOP】
ニューオリンズペリカンズに所属する23歳のスモールフォワードです。
今シーズン才能は開花させてオールスターにも選ばれました。
実現の可能性は低いとは思いますが一番夢がある補強です。
イングラムはどこからでも得点ができ、 スパーズのオフェンスをリードすることができます。
確実に平均20得点は計算できます。
23歳と若くデローザン、オルドリッジと比較すると将来が期待できます。
また プレイメーカーとしても定評があり チームメイトを生かすこともできます。
スパーズの若いガード陣と間違いなくフィットするでしょう。
サイズがあるのでスモールラインナップでのパワーフォワードとしての起用も可能です。
例えば ホワイト・マレー・ロニー・イングラム・ヤコブという現代的なラインナップを組むこともできます。
ここまで夢ばかり語っていましたが、 現実的には非常に厳しいです。
間違いなくマックス契約に値する選手です。
イングラムを獲得するにはスパーズもサラリーキャップを開けなければなりません。
そうなると何人かの選手は契約を諦めなければなりません。
まず、デローザンの再契約は不可能です。
またサラリーキャップを開けるために契約切れのベリネリ、フォーブスは再契約せず、ヤコブの契約は金額次第では放出の対象になります。
場合によっては来季部分保証の契約のライルズも放出の対象となります。
非常にリスクは伴いますが それだけ魅力がある選手です。
元スパーズ戦士たち
先日のブログでも書きましたが、 今シーズン以前スパーズに所属していた選手の活躍が目立ちました。
しかも現在のスパーズのニーズに合う選手が多く、移籍が非常に悔やまれます。
是非フロントには将来を見据えて適切な方針で補強を行って欲しいですね。
可能ならば戻ってきてほしいですね…
↓余談ですが買うしかないですね!