NBAプレーヤーとして活躍を続けるデリック・ホワイトが、自身のポッドキャスト「White Noise」でスパーズからセルティックスへ移籍した際のエピソードを振り返りました。
その内容からは、スパーズ時代への深い感謝、そしてグレッグ・ポポビッチHC(通称ポップ)との強い絆が滲み出ていました。
ある日、スパーズが遠征中にアトランタに滞在していた時のこと。
ホワイト選手は突然、ポップからトレードを告げられたそうです。
「あれは本当にびっくりだったよ。アトランタにいたんだけど、ポップが部屋に入ってきていきなり言ったんだ。
『お前、トレードになったぞ』ってね。
それだけ言って、黙っちゃってさ。
それで聞いたんだ。『どこに?』って。
そしたら、『お前にひどい仕打ちはしない。ボストンだ』って。
で、俺も『そうかぁ。クールだね』って答えたんだ。」
多くの選手がSNSや友人からのメッセージでトレードを知る中、ポップは直接、しかも部屋まで来て話してくれたそうです。
「正直、それだけで心に残るよ。ポップはよく『選手とその家族のことを本当に気にかけてくれてる』って話を聞くけど、それは本当だった。
正直ポップがいなかったらもうNBAにいなかったかもしれない。
ポップの信頼が俺のキャリアを変えたんだ。あの偉大なコーチが『お前ならできる』って何度も言ってくれて、それで俺も信じられるようになった。」
ルーキーの頃は自信が持てず、「NBAってこんなレベルなのか…」と驚く日々。
それでもポップが根気強く育ててくれたおかげで、時間をかけて成長することができたと語っています。
ポップがくれた「信頼」がNBA人生を変えた
ホワイトはポップとの関係だけでなく、スパーズのファンへの感謝も忘れていません。
「一番印象的だったのは、ポップが直接、俺の部屋に来てくれて『悪い場所には送らない』って言ってくれたこと。
トレードされた直後は、正直みんなのことを恨んでたけどさ…。
でもシーズン中にスパーズと対戦したとき、JT(ジェイソン・テイタム)に『今日はリベンジマッチか?』って聞かれたんだ。
でも俺は『いや、これは感謝の試合だよ』って言ったんだ。
スパーズでの時間は最高だったし、ボストンでの今も最高なんだよ。」
ボストン移籍後、スパーズのホームに凱旋した試合では、ビデオトリビュートが上映され、ファンから温かく迎えられたそうです。
「あの試合のとき、スパーズのファンは本当に素晴らしかった。ああいう歓迎をされると、やっぱり戻ってきたって感じがするし、今でもあそこでプレーするのは楽しいよ。」
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
YouTubeでもスパーズ情報を発信中!
チャンネル登録・応援いつもありがとうございます!
ご支援いただけると励みになります!
NBAブログランキングに参加中!

NBAランキング
ブログ村にも参加しています🏀
良ければクリックで応援お願いします!

にほんブログ村
コメント