チームUSA、準々決勝でフランスに敗れる.
USA代表は準々決勝でフランスと対戦して79-89で破れました。この敗戦で公式戦の連勝記録が58でストップ、これは2006年にギリシャに敗れて以来の敗戦となります。
フランス戦で敗れたチームUSAの選手達について語ったポポビッチHCは以下のようなコメントを残しています。
「夏を捧げ、今まで共にプレーした事がないチームで挑んだ彼らを本当に誇りに思う。12人の選手は誇り以外何者でもない。NBA選手がいたらとか持ち出すのはリスペクトがない。それは仏や他チームに対してリスペクトをしていない。彼らは素晴らしい仕事をしたよ。」
「どんな負けも痛い。このシュチュエーションがそれをより痛くする。でも人生は続く。このトーナメントで全ての勝ちたいと思っているチームのように、私達も勝ちたかった。でも私達は大人だ。みんなに家族がいて、生活があって、人生が続いていく」
相手と戦った選手達を称える素晴らしいヘッドコーチです。
お疲れ様でした。
悔しさがにじみ出ていますね…
アメリカのスポーツメディアは批判記事が多い
アメリカの大手スポーツメディア、ESPNやCBSはチームUSAの敗因を分析しています。その論調は大きく分けると2つです.
① 辞退者が続出したチーム選考
その多くはトップ選手の辞退者が続出したチーム選考を問題視して、王者の戦いができなかった。
それに加えてインサイドの選手と爆発力がある選手が相次いで離脱したのも不運でした。
「チームはもっとフロアのスペースを埋める選手や俊敏な大柄選手を加える必要がある」とフランス戦でさらけ出した弱点について触れています。
② FIBAルールに対応出来ていなかった
W杯で採用されている試合時間40分、5ファウルでの退場などの国際ルールがNBAではなく、大学バスケットに近いものであることも紹介しています。
NCAA経験者の方が良かったのでは、という意見がありました.
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正直、批判するのは簡単です。それらが出来れば苦労しませんので。
メンバー選考の件は辞退者が続出していたので苦しくなるのは目に見えていました。
特に困ったときに理不尽な得点力を持つ選手がいなかったのが痛かったですね。
2014ワールドカップのメンバーと比べると一目瞭然です。
当時はカリーやトンプソンもまだ若手でしたが
コーチングスタッフもコーチKがリオオリンピックを最後に辞任すると伝えていたので、分かっていることです.
他のチームは打倒アメリカのために対策をしてきますし、長年同じメンバーで行っているケミストリーがあります.
昔と比べて世界のバスケは格段にレベルが上がっています。コービーも言及していますね。
コービー・ブライアント「アメリカ代表が簡単に優勝できる時代は終わった」#NBA #NBAjphttps://t.co/6rMkf2XoEJ
— NBA Japan (@NBAJPN) 2019年9月14日
その中で短期間でチームを構成して国のために戦った選手達を称えて欲しいです。
ターナーも悔しさをバネにしたいと述べています。
代表への批判にマイルズ・ターナーが反論「いかなる中傷にも我慢ならない」 https://t.co/c7X5E5ArK7
— Delivered by Feed43 service
— 日本語でNBA News (@mynba_jp) 2019年9月13日
また各チームの細かい分析はWhy not?さんのブログで書かれています。
▼ 毎回参考になります。分析力がすごすぎる…
ワールドカップについて感じたこと
今回ワールドカップを始めて追ったのですが、
日程がタフで試合数が多いですね。15日間で8試合はしんどいですね。
しかもフランス,セルビア戦は連戦でした。
不平等な日程も問題になりました。
もう少し試合を減らしていいのでは?
準決勝に勝ったスペインとアルゼンチンは、どちらも準々決勝から中2.日あいていたチーム。負けたオーストラリアとフランスはどちらも中1日。それが影響したか聞かれたふらんのコレットHC、「言い訳はしたくないけれど、そう思う」
— Yoko Miyaji (@yokomiyaji) 2019年9月13日
あとドレイモンドも言っていますが、オーストラリア遠征など移動や拘束時間が長かったのが辞退に影響しているみたいですね。
Draymond Green tells CNBC that he’d like to play in the Olympics next year.
“I do hope to play. And I think a lot of guys will want to play. You know, this schedule this year was a little treacherous with the games that was in America and also traveled to Australia …
— Tim Reynolds (@ByTimReynolds) September 12, 2019
NBA選手はあくまでも個人事業主であるので、ここで怪我してNBAでパフォーマンスが発揮出来なくなり選手寿命が短くなったら、本人や家族の生活に関わるので無理したくないのも理解できます。
また来年オリンピックがあるため、選手側が積極的に参加したくないのも理解できます。
その中でも出場してくれた選手達には高い尊敬の念を抱きます。
チームUSAの責任者コランジェロも言っていましたが、次回のワールドカップからU-23の若手主体でチームを組んだらどうか?という案が出ていますね。
若手も経験を積むとが出来ますし、今回のようにオリンピックと1年しか間が空かないのなら、それでも良いかもしれませんね。
今回の屈辱をバネに、彼らが東京オリンピックで金メダルを獲得し、再び世界最強の称号を手にできるかどうか楽しみです。
ヨーロッパからは準決勝進出を決めたフランスとスペインが東京オリンピック出場確定。
男子バスケ東京五輪出場確定
日本(開催国)
オーストラリア(オセアニア)
ナイジェリア(アフリカ)
イラン(アジア)
アメリカ(米大陸)
アルゼンチン(米大陸)
フランス(欧州)
スペイン(欧州)— Yoko Miyaji (@yokomiyaji) September 12, 2019
あと個人的な希望ですが・・・
バスケのクラブワールドカップがあれば盛り上がりそうですね。
まぁルール面の問題や、NBAが参加を渋るでしょうけど…
楽しみにしています!
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