サンアントニオ・スパーズは、ディアーロン・フォックスのトレードについて一切の後悔はないようです。
ドラフトでディラン・ハーパーを指名した後も、彼を長期的な構想に含めた上で、フォックスとの共存を目指しています。
Spotracのキース・スミス氏が、スパーズのフロント幹部のコメントを紹介しています。
「あのトレードを実行した時点で、彼の契約状況は当然把握していました。
ディアーロンは若手たちと共に成長し、リーダーになってくれる存在だと考えています。彼を長くサンアントニオに留めたいという思いは今も変わっていません」
このコメントからも分かる通り、スパーズはフォックスとハーパーの両方をチームの中核として捉えているようです。
どうなる?ハーパー×フォックス×キャッスルの3ガード共存構想
今年のドラフトで2位指名権を手に入れたスパーズは、即戦力のガードであるハーパーを選択しました。
ですが、その直前には“将来の司令塔”としてフォックスをトレードで獲得。
さらに、昨季新人王のキャッスルも健在。
この状況に多くのファンやアナリストが疑問を抱きました。
「この3人は共存できるのか?」
「キャッスルをスモールフォワード起用?」
「それともフォックスを放出して若手中心に舵を切るのか?」
あるスカウトはESPNのジェレミー・ウー氏にこう語っています。
「ハーパーのオフェンスにはジノビリっぽさがある。
もし3Pが安定すれば、フォックスを放出する選択肢も浮上する。サンアントニオにとっては魅力的なトレードアセットになり得る」
たしかに理論的にはあり得るシナリオです。
しかし、スミス氏に語られたスパーズ幹部の言葉から読み取れるのは、「フォックスを手放す気は全くない」という明確な姿勢です。
フォックスはスパーズの中核であり続ける
スパーズは現在、ウェンビーを中心に新たなチームを築こうとしています。
その中で、フォックスは不可欠なピースであり、若手を引っ張るリーダー。
たとえハーパーやキャッスルが台頭してきても、フォックスを残したいという意思は変わりません。
むしろ、「共存こそが理想」という方向性です。
フォックス、ハーパー、キャッスル、ソーハン、ウェンビーというラインナップは、NBAでも屈指の“未来を感じさせる”構成。
もちろん、フィットするかどうかはまだ未知数です。
ですが、スパーズはそれを試す価値があると考えており、リスクを恐れずに未来を切り拓こうとしているのです。
今後の起用法やローテーションには注目が集まりますが、1つだけはっきりしているのは…
ディアーロン・フォックスは簡単には手放されない、ということです。
引用元:AirAlamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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