2025年のNBAドラフトでスパーズに指名されたロッタリーピック、ディラン・ハーパーとカーター・ブライアント。
実は彼らは数年来の知り合いであると同時に、今ではサンアントニオ・スパーズという特別なチームで共にプレーする仲間となりました。
そして2人にはもうひとつ、共通点があります。
それはスパーズの伝統とレジェンドへの深いリスペクトです。
ブライアントは入団後、ある朝の出来事をこう振り返ります。
「朝食を食べに行ったら、マヌ(ジノビリ)がいたんだよ。それで次にティミーD(ティム・ダンカン)がいて、ポップ(グレッグ・ポポビッチ)もいたの。『うわっ、子どもの頃から憧れてた人たちが目の前にいる…』ってなったね」
一方でハーパーも、マヌとの関係性を大切にしていると語ります。
「一番よく話すのはマヌなんだ。ゲームのこととか、スピード感とか、FIBAからNBAにどうやって適応したかとかをね。
最初に練習施設に行った日にポップとティムにも会ったんだ。ポップはトレーニングを受けてて、エクササイズしてたよ。普通のNBAのジムじゃ見ない光景だよ。殿堂入りのコーチと選手が毎日そこにいて、質問もできる。本当に特別な環境だよ」
“意図のある組織”で感じた勝利への本気と自身の覚悟
ブライアントはスパーズの組織そのものに強い印象を受けたと語っています。
「まず最初に気づいたのは、チームの隅々まで全然違うってことだね。
とてもクリーンだし、すごく正確でスピーディー。全てに意図がある感じ。最初からハッキリと伝わってきたのは、“このチームは本気でまたトップに戻ろうとしてる”ってことだったよ。勝ちたい、優勝したいって思いが明確だった」
またハーパーも、カレッジ時代の親友エース・ベイリー(現ユタ・ジャズ)との思い出と重ねながら、スパーズの環境に感謝を示しました。
「本当にワクワクしてるし感謝してる。ラドガーズ大学への進学を選んだのはリスクだったけど、最高の経験ができたと思う。いい時も悪い時も、良い人たちに囲まれて過ごせた。
スパーズも同じだよ。いや、もっと上のレベルだね。素晴らしい人たちと組織。ほんとに、すごいよ」
プロセスを大切にするマインドが、スパーズにぴったりだった
19歳のブライアントは、その年齢とは思えないほど成熟した考え方を持っています。
それはまさに、スパーズというチームにフィットする思考でした。
「家族にも言われたけど、“サンアントニオは自分にとって完璧な場所”だと感じてるよ。
プレドラフトの面接で“結果重視か、プロセス重視か?”って聞かれて、“ずっとプロセス重視で生きてきた”って答えたんだ。僕は一度も、全米で一番の選手だったことなんてない。
でも、誰よりも競争心を持って、結果じゃなくて過程を大切にしてきたんだ」
そう語る彼の姿勢は、まさにスパーズの伝統に通じています。
“華やかさよりも地道な努力”、“一瞬の成功よりも継続的な成長”。
そんな価値観を共有する若き2人が、再びスパーズを栄光の舞台へと導く日が、きっと訪れるはずです。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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