サンアントニオ・スパーズは2025-26シーズン序盤、12勝5敗という好成績で波に乗っています。
ベテランフォワードのハリソン・バーンズは、この好調の要因として、ヘッドコーチ(HC)のミッチ・ジョンソンが確立した「重要な意識改革」を挙げています。
先日行われた試合後の記者会見で、バーンズは、結果に関わらずフィジカルなプレーを維持するというジョンソンHCの一貫したメッセージを共有しました。
このベテランは、この哲学がチームのアイデンティティの基盤になっていると説明しました。
バーンズは、ジョンソンHCのアプローチが「注意深さ」よりも「相手の妨害(ディスラプション)」を優先していると強調しました。
笛が鳴り始めても後退するのではなく、スパーズはアグレッシブさを保ち、ロスターの層の厚さを信頼してローテーションに対応するよう奨励されているのです。
SPurfectのキャロライナ・ティーグ氏によると、バーンズは次のように語っています。
「ミッチが一貫して伝えている大きなメッセージは、『ファウルを理由にアグレッシブさを落とすな』ということ。
うちには多くの選手がいるし、それがチームの素晴らしいところの一つ、層の厚さだと思っている。
フィジカルであろう、相手の妨害を継続するという基準を持ち続けることだね。
その結果がファウルになる。選手がファウルトラブルになったり、ファウルアウトしたりするのは、プロセスのひとつだけど、それを避けようとしてプレーをサボるな、ということ。」
フィジカルな姿勢がもたらした成績:ウェンバンヤマのオフェンスとの両立
このメンタリティは、ジョンソンHCのリーダーシップの下、スパーズがシーズンを力強くスタートさせた中心にあります。
2025年5月にグレッグ・ポポビッチHCがバスケットボール運営部門社長に移行した後、後任として就任した38歳の指揮官は、ディフェンスでのストップとリバウンドに基づいた、ポゼッションごとのシステムを導入しました。
ジョンソンHCの哲学は、規律と基本を重視しつつ、選手たちに相手に自分の意志を押し付けることを奨励しています。その結果は明らかで、サンアントニオは、トップ5に入るディフェンスレーティングを記録しながら、ヴィクター・ウェンバンヤマのインサイドでの支配力を中心としたオフェンスバランスを維持しています。
バーンズは、NBAカップ初戦となったヒューストン・ロケッツとの121-110での勝利で、このアグレッシブなアプローチを体現しました。
バーンズはタイムリーな得点とフィジカルなディフェンスで24得点を挙げ、まさにジョンソンHCが日頃から説いていることを体現してみせたのです。
ジョンソンHCの明確なメッセージが浸透し、バーンズのようなベテランがチームの雰囲気を作っている今、サンアントニオはコートの両エンドで、フィジカルと目的意識を持って戦えることを証明しているのです。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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