スパーズにとって正念場の11月。やっと折り返しに入りました。
今日はホームでサンダーとの対戦です。
NBAカップのグループリーグです。
レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。
試合結果
SPURS WIN‼‼
試合内容
序盤スパーズはポールのゲームコントロールででリズムを作り、サンダーと互角の展開が続きました。ポールの的確なパス回しで、チームのオフェンスは安定し、接戦のまま第1Qを終えました。
2Qも互角の展開が続きますが、2Q後半ケルドンが見せ場を作ります。
クロスオーバーでディフェンダーを崩した後、SGAの上から豪快なダンクを決め、観客を沸かせました。その後、3Pも成功させ、スパーズに勢いをもたらしました。
この活躍は、後半へ向けたリードを作るきっかけとなりました。
3Qに入ると、スパーズは25-3のランを展開し、リードを大きく広げます。
この間ケルドンがは6本のスリーでチームを牽引し、ポールもオフェンスのコントロールを徹底し、アシストを重ねてチームのリズムを保ちます。
ベンチからバッシーがエネルギッシュなハードワークで更に勢いをもたらし、17点リードとします。
最終QはCP3のミドルやキャッスルのスリーで21点差に広げます。勝負が決まったかと思いましたが、サンダーは猛追を見せ、試合終盤には点差を6点まで縮めます。
SGAが得点を重ね、サンダーに流れが傾きかけましたが、スパーズはポールとコリンズのクラッチスリーとキャッスルの決定的なブロックでリードを守り切りました。
試合の印象
スパーズはこれまでNBAカップの試合で勝利がなかった数少ないチームの1つでしたが、その流れを断ち切りました。
ウェンバンヤマとヴァセル、ソーハンといった主力選手を怪我で欠く中、チーム全体が一丸となって挑んだ一戦でした。
スパーズは今季最高とも言えるオフェンスを展開しました。FG成功率46.4%、3P41.3%と好調なシュート力を発揮し、19本のスリーを決めました。
チーム全体で19/46to安定した3Pシュート精度を誇り、特にケルドンの22得点(3P:6/12)が際立ちました。
シーズン序盤、スリーポイントの精度で苦しんでいましたが、この試合を機に自信を取り戻した可能性があります。
相手のサンダーがサイズ不足もあり、スパーズのペイントエリアで優位に立ちました。スパーズはペイントエリアで36得点を記録し、さらにフリースローも19回も獲得しました。
前半だけで13回のターンオーバーを記録したスパーズですが、第3Qではわずか1回と改善し、リードを築くことができました。しかし第4Qでは再び6回のターンオーバーを犯し、その間にサンダーが試合を追い上げる展開となりました。
合計21ターンオーバーでした。
今日の試合はサイズのアドバンテージ&3P好調で逃げ切ることができましたが、ターンオーバーの多さは修正したいところです。
各選手が役割を果たす
ポールの14得点11アシストという安定したパフォーマンスがチームを支えました。特に終盤のゲームメイクは勝利の鍵となりました。さらに、ハリソン・バーンズも20得点を記録し、チームに大きく貢献しました。
もし二人がいなければクラッチタイムに逆転を許していたでしょう。
一方で、キャッスルはターンオーバー6回とFG成功率(3/13)で課題を残しましたが、試合終盤には重要な場面でのミスもありました。SGAへのブロックで存在感を示しました。
ベンチから出場したバッシーは、わずか21分のプレー時間ながらエネルギッシュなパフォーマンスを披露。
リバウンドやリム付近のディフェンス、さらにロブパスからのフィニッシュといったプレーでチームに大きく貢献しました。
12得点、8リバウンド、2ブロックを記録し、スパーズの勝利に欠かせない存在でした。
まだまだ課題はありますが、主力不在でも互角以上に戦うことができているのは、成長した証です。
ベテランの力はまだまだ必要ですが、少しでも自立できるように競争を続けていきましょう。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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