先週、ボストン戦に勝利した後のこと。
ディアロン・フォックスが記者の質問に答えていると、ロッカーの向こう側から大きな声が響きました。 声の主はケルドン・ジョンソンです。
ケルドン: 「フォクシィィィー!フォクシィィィィィ!!」
フォックス: (苦笑いして話を止めながら)「ごめん。うちには楽しむのが大好きな奴らが揃ってるんだ」
実はフォックス自身も、その「楽しむこと」を誰より噛み締めています。
サクラメント・キングスを離れて約1年。 今の彼は、28勝13敗でウェスト2位タイにつける強豪スパーズの不可欠なピースです。
平均20.4得点という数字は全盛期より低いものの、オフェンス効率でリーグトップ10に入るチームを支えるには十分な活躍を見せています。
「アンク」としての自覚と、変化するプレイスタイル
28歳になったフォックスは、若手の多いスパーズではもはやベテランの立ち位置です。
彼は自身の変化について、次のように語っています。
「役割は変わったよ。でも、居心地は悪くないんだ。
ここでは以前よりオフボールが増えたけど、サクラメントでも楽しんでいたことだしね。
チームの若いやつらは、俺のことを『アンク(おじさん)』って呼ぶんだ。 経験を伝える役割は気に入っているよ。ステフォン(キャッスル)やディラン(ハーパー)という才能ある若手とのプレーも、意外と簡単にフィットしたね。
正直、俺たち全員を完璧に抑え込めるような強力なディフェンス陣を揃えているチームなんて、そうそうないと思うよ。
俺たち3人が同時に出ることもあるし、そうでなくても常に2人はコートにいる。
だから、チームとしてよりダイナミックになれているんだ。」
ビクター・ウェンバンヤマがチームを動かす「エンジン」なら、フォックス、キャッスル、ハーパーの3人は「車輪」です。 新人王のキャッスルは攻守に優れたガードへ成長し、19歳のハーパーはルーキ顔負けのフィジカルで突き進みます。
そこに、速攻で相手を置き去りにし、必要な時にオフェンスを牽引するフォックスが加わることで、スパーズの攻撃は完成するのです。
ミッチ・ジョンソンが驚いた「3人の献身」
かつてウェンバンヤマの相棒として、そしてNBAクラッチプレーヤー賞の受賞実績を買われて加入したフォックス。
その後、チームがドラフト2位で同じガードのハーパーを指名した際、「役割が重なるのでは?」という懸念もありました。
しかし、ミッチ・ジョンソンHCは彼らの関係性を絶賛しています。
「他のチームにいればもっと自分が主役になれたはずなのに、なぜここまで役割を分け合わなければならないのか、と思われても仕方がない状況だった。
選手それぞれの視点に立てば、難しいと感じてもおかしくない状況だった。
でも、彼ら3人は驚くほど意欲的に協力し合ってくれた。
その熱意こそが、今の好調の鍵だね。
『共存できるか?』なんていう周囲の雑音を心配する必要はなかったんだ。」
フォックス自身も、ボールを持たない時間が増えることをポジティブに捉えています。
「ずっとボールを持っていなくていいっていうのは、体力的にすごく楽なんだ。
違う形で試合に影響を与える方法を学んでいるよ。
もちろん、自分で仕掛ける場面もあるけど、オフボールを覚えることで選手としてより進化できていると感じるんだ。
若いやつらには、練習でちょっとしたコツを教えたり、体のケアについてアドバイスしたりしているよ。
彼らはまだNBAを学んでいる最中だけど、勝ちながら学んでいくのが一番の成長近道だからね。」
サクラメントでの苦い経験を経て、サンアントニオで「持続可能な成功」を手にしつつあるフォックス。
ウェンバンヤマ不在の期間には平均25.2得点を叩き出し、エースとしての力も健在であることを証明しました。
俺たちは、お互いに一緒にいることを楽しめる最高のチームだ。
才能あふれるグループで、全力でプレーして、そして勝つ。
結局のところ、勝っている時が一番楽しいんだよ。」
引用元:SI.com
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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