スパーズが狙うべき14位指名権の戦略3選【2025年ドラフト戦略】

  • URLをコピーしました!

2025年NBAドラフトにおいて、サンアントニオ・スパーズは唯一2つのロッタリーピック(2位・14位)を持つチームです。
ユタ・ジャズ、ブルックリン・ネッツ、アトランタ・ホークス、ワシントン・ウィザーズも1巡目で複数の指名権を保有しており、ここ数年低迷していたチームにとってフランチャイズの流れを変える絶好の機会となっています。

2位指名でディラン・ハーパーを指名することはほぼ確実視されており、注目は2つ目の1巡目指名権である14位に集まっています。このピックは、今後のチーム構築において極めて重要な意味を持ちます。


目次

14位指名の選択肢:指名、トレード、即戦力の獲得

育成枠の選手をそのまま14位で指名

スパーズが2位と14位の両方を保持したまま進める“いかにもスパーズらしい”選択肢も十分考えられます。
もし2位でハーパーを指名した場合、14位ではもう1人の育成向けの有望株を指名することができます。幸い、2025年のドラフトクラスはタレントが豊富です。

たとえば、メリーランド大のデリック・クイーンは完成度の高いオフェンス力を武器とし、ポートランドやメンフィスで活躍したザック・ランドルフを彷彿とさせます。

208cmのビッグマンでリム周辺でのタッチが非常に優れ、ポストムーブやパスセンス、リバウンド技術にも秀でています。ウェンビーの隣でプレーする理想的なパートナーとなるかもしれません

また、18歳のフォワードノア・エッセングも候補に挙がります。

12月まで19歳にならない若さですが、スコアリング能力はラウリ・マルカネン級と評価されており、長年スパーズが求めていたストレッチ4タイプとして注目されています。


指名権を下げてアセットを獲得

14位はタレント豊富な今年のドラフトにおいて非常に価値が高く、他チームとのトレード材料としても機能します。
たとえば、複数の指名権を持つブルックリン・ネッツが有力なトレード先になるかもしれません。

ネッツは初日のドラフトで4つの指名権を持っており、14位を獲得するために後半の1巡目指名(19位・26位・27位のいずれか)と将来の指名権を提示してくる可能性があります。彼らが注目するのはワシントン州立大学のセドリック・カワードで、最近急浮上している選手です。

スパーズにとっても、指名順位を下げつつ将来の指名権を積み増すのは理にかなった動きといえます。

これは2024年のドラフトでロブ・ディリンガムがティンバーウルブズにトレードされた際のような展開にも似ています。

また、マイアミ・ヒートやユタ・ジャズなど、今すぐに変化を求めるチームもトレード先として浮上してくるでしょう。

クーパー・フラッグを逃したスパーズにとって、ディラン・ハーパーがこのドラフトでの最大のターゲットと考えられているため、14位に対する執着は少なく、柔軟に動ける状況です。

スパーズが狙う選手が19位前後でも残っている可能性が高いため、トレードダウンのメリットは大きいです。


即戦力のオールスター獲得を狙う大胆策

ケビン・デュラントの噂が過熱していますが、彼はスパーズにはフィットしないスタイルであり、関係者以外にもその不一致は明白です。

そのため14位指名権を使って、すぐにチームに貢献できるスター選手を獲得するという“勝負の一手”も選択肢となります。中でも注目されているのがメンフィス・グリズリーズのジャレン・ジャクソンJrです。

グリズリーズは先週、デズモンド・ベインを放出し再建モードに入っており、さらなる主力の放出も視野に入れているとされています。もしジャクソンJr.を獲得できれば、ウェンビーとの相性は抜群で、鉄壁のフロントコートを構築することが可能です。

ただし、その代償として14位だけでなく、ジェレミー・ソーハンやケルドン・ジョンソンなどの人気選手を含めた大型トレードが必要になる可能性があります。ファンにとってはつらい選択ですが、今のNBA市場ではこの規模の見返りが求められるのが現実です。


チーム再建の鍵を握る“勝負の夜”

スパーズは今、難しい決断を迫られています。
「このまま若くて将来有望なチーム」路線を続けるのか?それとも「勝てるチーム」へと一気に舵を切るのか?

ここ3〜4年、“若さと将来性”というラベルは定着しましたが、ウェンビーが加わった今、その看板を更新しなければなりません。

チームは依然としてリーグ屈指の若さを誇り、新HCにはミッチ・ジョンソンが正式に就任しました。これは新時代の幕開けを意味しますが、本来の目標は「ウェンビーの力を最大限引き出せるチーム作り」であるべきです。

昨季のディアーロン・フォックスを獲得したトレードは、スパーズとしては異例の大胆な動きでした。

そして今年のドラフトでも、同じような思い切った動きを14位指名で再現する必要があります。

ステフォン・キャッスル以外に確固たる相棒がいない今、確実な補強をこの14位で成功させることが絶対条件です。スパーズがウェンビーと共に頂点を目指すなら、この夜の決断がすべてを左右します。

引用元:Air Alamo

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

\ 楽天カード×楽天NBAの最強コンボ! /

YouTubeもやっています。

SPURS-GYM チャンネル

皆さんのおかげで継続できています!

マッツのほしいものリスト

たまにポチっとお願いします!

NBAランキング
NBAランキング

ブログ村

にほんブログ村 その他スポーツブログ NBAへ
にほんブログ村

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次