サンアントニオ・スパーズは、ガードの補強を検討している可能性があります。
HoopsHypeのマイケル・スコット氏によると、スパーズはフリーエージェントのライアン・ロリンズに興味を示している複数のチームの1つだそうです。
他にもバックス、サンズ、レイカーズ、トレイルブレイザーズが彼の獲得を狙っています。
23歳のロリンズは、まだNBAで広く知られた存在ではありません。
ルーキーイヤーはウォリアーズでほとんど出場機会がなく、その後ウィザーズとバックスでプレーしましたが、2年目も大きな印象を残すことはできませんでした。
しかし3年目となった昨季、ロリンズは可能性を示しました。
バックスで1試合平均14.6分の出場で、6.4得点、2リバウンド、2アシストを記録し、3ポイントシュート成功率は40%でした。
さらに19試合でスターターを務め、その際は全てのスタッツが向上しました。
現在バックスはロリンズを引き留めようとしており、キャップスペースを確保するためクオリファイングオファーを取り下げましたが、アーリーバード権を利用してキャップを超えて再契約することが可能です。
一方スパーズは、ルーク・コーネットと契約した後に残った約400万ドルのnonTax-MLE、もしくは5.1MのBIEを使ってオファーできます。
スコット氏によると、レイカーズもBIEを使用可能で、ブレイザーズはフルMLEを保持しています。
一方サンズはミニマム契約しか提示できない状況です。
ロリンズは昨季魅力を見せましたが、高額なサラリーを要求するほどの実績はなく、入札競争で価格がスパーズの予算を超える可能性は低いと考えられます。
ロリンズはスパーズにフィットするのか?
スパーズがこれ以上サイズの小さいガードを欲しがるのは奇妙に思えるかもしれません。
すでにバックコートは混雑していますが、ロリンズは全く異なるスキルセットを持っています。
特にキャッチ&シュートの3ポイントが得意で、昨季は100本試投中43%の高確率で沈めました。
また191cmながら208cmあり、ディフェンスも堅実です。
ロリンズは他の選手を生かすプレーメイクができ、ドライブもスムーズです。
さらにボールを持たない時間でも、セカンダリーボールハンドラーやフロアスペーサーとして機能でき、スパーズの他のガード陣とも共存しやすいタイプです。
まだ23歳と若いため、ディラン・ハーパーやステフォン・キャッスルと共に長期的な育成枠として成長が期待できます。
ただし、スパーズにとってセンターやストレッチフォワードほどの補強ニーズはないポジションであり、ロリンズは便利な存在ではあっても必須ではないと言えます。
現時点でスパーズが獲得を急いでいる様子はなく、他チームの動向もあるため、最終的にロリンズがシルバー&ブラックのユニフォームを着るかは不透明です。
しかし、スパーズがロスターを整える過程で、今後注目しておきたい名前の1人です
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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